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誰にでも起こりうる?海外旅行のロストバゲージ対処法

海外旅行でロストバゲージ!?その理由と対処法。海外旅行で発生してほしくないトラブルの上位に入るロストバゲージ(ロスバゲ)。起こってしまった時の対処法は?ロストバゲージの防止策は?詳しく解説

ロストバゲージってなに?

空港到着時の荷物紛失

海外旅行で、預けた自分の荷物が荷物受け取り場でいつまで経っても回ってこない、最後の荷物が引き取られても自分の荷物は来ないまま・・
楽しい海外旅行で起こって欲しくないハプニングのひとつにロストバゲージ(ロスバゲ)があります。
言葉のとおり「荷物の紛失」で、飛行機の出発前に預けた自分の荷物が到着後空港での受け取り時に行方不明になること。
帰りならともかく行きの空港でロストバゲージにあってしまった場合のダメージは計り知れません。

なぜロストバゲージって起こるの?

どうしてもミスは発生する・・乗り継ぎ便は特に注意!

ロストバゲージが起こる理由はいろいろありますが、人の手によって管理され積み込まれる荷物なので、どうしても人為的ミスが発生してしまいます。
特にフライト数の多い大きな空港での乗り継ぎ便の利用では、ロストバゲージの起こる率が高くなります。
空港に発着する便から大量に積み下ろしされる荷物の中に、あなたの大事な荷物もまぎれてしまうわけです。

ロストバゲージした荷物ってどうなる?

ロストバゲージには、遅延と紛失の二種類ある

乗り継ぎ時間や荷物仕分け時のミス、タグの発行ミスなどで正しい便に積み込まれない、フライトの遅延によって荷物を積み込むのが間に合わず次の便に振り変えられたなどの場合は、(到着のタイミングには間に合いませんが)自分の到着空港に荷物が届くので荷物遅延になります。
荷物が完全に紛失してしまった場合は荷物紛失となり、このふたつはあえて分けて呼ばすに両方ともロストバゲージと呼ばれることが多いです。

ロストバゲージにあってしまった時は?

海外旅行でロストバゲージにあってしまうと空港で呆然としてしまいますが、すぐにとるべき手続きがいくつかあります。

空港カウンターに向かいましょう

荷物を預けた際に発行される手荷物証明証を提示して、出てこない荷物を探してもらいましょう。

手荷物の保障を航空会社に請求

航空会社によっては、荷物遅延の間(紛失かどうか未確定の時も)の保障がある場合があります。
またそういった保証がなくても、紛失が確定した時点でそれまでに購入した生活必需品の代金(レシートは必須です!)は海外旅行の後日請求可能のことが多いです。
※ただし保障の範囲や手続き方法については、航空会社によって異なるので要確認。

保険会社に連絡

海外旅行に出る際に加入する海外旅行保険は、ロストバゲージの保障が含まれるものがあります。
保険の受付センターなどに連絡を取り、手荷物遅延に発生した費用の補償を受けましょう

ロストバゲージに合わないためには?

残念ながら、ロストバゲージを完全に防ぐことはできません。ただしいくつか注意することで、海外旅行中のロストバゲージの可能性を下げられるかも知れません。

できるだけ直行便を利用する

直行便を利用すると乗り継ぎ時の積み込みミスを防ぐことができます。

ネームタグはちゃんとつけよう

ロストバゲージのひとつに、他人が間違って自分の荷物を持っていってしまうことがあります。
わかりやすいネームタグをつけることで、手荷物の取り違えの可能性を下げられるでしょう。

スーツケースの特徴はしっかり覚えよう

なくなった自分の荷物の特徴を、カウンターでちゃんと説明できるように覚えておきましょう。説明時に言語に自信がない場合は、写真を撮っておくのも良い手です。

乗り継ぎ便でも、スルーしない

乗り継ぎ便の利用時にスルーを選択する(荷物の積み込みをキャリアがしてくれるので自分で何もしなくてよい)のではなく、自分でピックアップ&チェックインをすることで荷物の積み込みミスが防げます。

荷物を預ける時に、付けられたタグをしっかり確認する

荷物が複数の場合は、すべてにタグが付けられているか、引換券と番号が同じか目視で確認しておくと良いでしょう。

ロストバゲージ用の保険に入っておこう

旅行時の荷物の紛失を保障した保険に入っておくと、万が一ロストバゲージしたときでも補償が受けられます。またクレジットカードの保障に含まれている場合もあるので、ご自分の保障内容をチェックしてみましょう。

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