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何が原因?海外旅行でのむくみ解消法まとめ

むくみ解消まとめ

海外旅行では、普段の生活より体のむくみに悩まされる場面が多々あります。飛行機で気圧の変化を受けたり、観光で一日中歩いたりすることで、気づいたら足がパンパンに。また、旅先での食事の変化から体全体がむくむこともあります。できることならむくみを解消してスッキリとした体で旅を楽しみたいものです。今回は、むくみが生じやすい場面別にむくみ防止対策をご紹介します。

飛行機でのむくみ

海外旅行でまず悩まされるのが、飛行機でのむくみです。機内は高度が上がるにつれて気圧が変化し、それにより血流が悪くなりむくみを招きます。さらに、機内は平均湿度が10%~20%と非常に乾燥しており、この乾燥により体内の水分が失われ、血流悪化が起こる可能性があります。さらには、こういった条件が重なることで、いわゆるエコノミー症候群を引き起こすことにもなりかねません。

機内でできる対策

まず飛行機に搭乗する際には、体を締め付けない服装と靴を着用しましょう。おなか周りがゴムのスウェットパンツにスリッパや、冬ならムートンブーツという組み合わせがおすすめです。特に欧州や米国といった長いフライト時間を要する行き先の場合、フライト時間を楽しむためにもくつろげる服装は欠かせません。

また、血液の流れを促すために、座っている状態で足首を回したり、足の指を動かすことも有効です。そして、長いフライトの合間に席を立って体を動かしたり、水分を取ることも忘れずにしましょう。むくんでいるからと水分を取らないでいるのは逆効果です。水分をよく取ることで乾燥により体内の失われた水分を補充できます。

歩き疲れた足のむくみ

滞在先の観光で歩き回ることも、体のむくみの原因となります。歩き疲れて足がパンパンにむくむこと以外にも、その日履いていた靴に原因があることもあります。新しい靴や、ヒールのある靴は、長距離を歩くことには不向きです。一日中観光で歩くことがわかっている場合は、事前に履き慣れた靴を持っていきましょう。

それでも足がむくんでしまう場合は、足のマッサージをしてむくみを解消しましょう。まず太ももの付け根、膝の裏側にあるリンパ節をゆっくり押して、そのあとふくらはぎを足首から膝にかけてさすり、最後につま先から足首にかけてさすります。これをつま先から太もものリンパ節までさかのぼり完了です。また、着圧ソックスをはくのも効果的です。マッサージをして着圧ソックスをはいて寝れば、翌朝にはだいぶ足が楽になっているでしょう。

食事によるむくみ

旅行中は、普段の食事と比べて糖分、塩分、油分の多い食事になりがちです。すると便秘になったり、塩分過多になったりすることで、むくみが生じてしまいます。この場合も、水分を十分に取ることが大切です。水分を取り、排せつすることを繰り返すことで、体内に水をため込んでしまう状態から脱することができます。また、体のストレッチや足のマッサージも効果的です。ぜひ入浴後に行いましょう。

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