海外旅行に出かけるときは、航空会社のカウンターで必ずバゲージタグをつけてもらいますが、これは預けた荷物を間違えたり、なくしたりしないようにするためのロストバゲージ対策です。ただ、バゲージタグだけだと、他人に荷物を間違えられてしまうことも。実際に到着地で手にした荷物が自分のものではなかったという経験のある方もいるでしょう。今回は、名札の有効性についてまとめました。
スーツケースなどの預け荷物に名札をつけるメリットとしては、自分のものとすぐに特定できるので、到着地で荷物を受け取る際、早く荷物を見つけることができるというということ。また、実際に名札をつけていると、万が一航空会社のミスで乗る飛行機に自分のスーツケースが積まれていない場合でも、それをもとに連絡をしてきてくれることもあるようです。
では、実際に名札にはどういう事項を記入しておく必要があるのでしょうか。名札を書く目的は、預けた荷物が盗難にあったり、なくなってしまったりした場合の、いわゆるロストバゲージ対策です。
預けた荷物を紛失したり、盗難にあったりすると、旅行そのものへのテンションが低下してしまいます。自分のものは自分のもとにあるのがあたり前のことですから、旅行におけるリスク管理という点からも、ロストバゲージということにならないように名札をスーツケースなどにつけるようにしましょう。
次にどういう項目を記入するかということになりますが、これは自分に対して連絡の取りやすい項目は何かということになりますので、
名前
住所
連絡先
になります。今はスマホを海外旅行に持っていく時代ですから、メールアドレスを記載しておいても良いでしょう。また、これらの表記については日本語と英語を書くようにしましょう。特に海外では日本語は通じませんので、もしものとき、英語表記が役に立ちます。
ロストバゲージ対策という点では、名札をスーツケースなどに装着すことは大変効果的なのですが、名札をつけていればロストバゲージ対策には有効である一方、個人情報が流出してしまうこともあります。そのため、個人情報は見える形にするのではなく、シールを貼ったり折りたたんで見えないようにしておくと良いでしょう。