初めて海外旅行へ行くことになったら、まずはパスポートの申請を行わなければなりません。パスポートは申請から受け取りまで、通常6日から数週間かかります。また、受け取れるのは名義人本人のみで、受け取りを他人に委任することはできません。
旅行を申し込んだとしてもパスポートの手配が間に合わない、もしくはパスポートは仕上がっているのに忙しくて受け取りに行けないという事態を防ぐためにも、余裕をもって申請しましょう。今回は、パスポートの申請方法についてご紹介します。
パスポートを申請する際は、まず必要書類(一般旅券発給申請書・戸籍謄本または戸籍抄本・パスポート用の写真・身分証明書)をそろえましょう。パスポートには10年用・5年用・12歳未満用という3種類の申請書があるため、申請時の自分の状況を考慮して選ぶようにしましょう。
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絶対に必要!パスポートを取ろう
必要書類を準備したら、最寄りの申請場所で手続きを行います。代理人を立てて申請手続きを行う場合は、「申請書類等提出委任申出書」を事前に準備をしておきましょう。また、申請者が未成年の場合は申請書裏面の「法定代理人署名」欄に、親権者等の署名が必要になります。
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忙しくても大丈夫!パスポートを代理申請する方法
パスポートを新規発給する場合、どこで申請するのか疑問に思う方もいるいのではないでしょうか。申請場所は、パスポートセンターや市役所など各都道府県によってさまざまです。
仕事などで受付時間内にパスポート窓口へ行けない方は、代理人にパスポートの申請を依頼してもよいでしょう。ただし、受け取りは名義人本人のみ許可されています。都道府県によっては、日曜日や夜間に受領できるよう窓口の営業時間が延長されていることもあるため、各都道府県に問い合わせてみましょう。
出来上がったパスポートは、パスポートの名義人本人でなくては受け取れないため注意しましょう。また、パスポートの受領時には手数料を支払わなくてはなりません。有効期間10年のパスポートは収入印紙と都道府県証紙併せて16,000円、有効期間5年のパスポートは12歳以上であれば11,000円、12歳未満であれば6,000円支払います。手数料分の代金を用意し、パスポートの受領へ向かいましょう。
パスポートの申請場所や受付時間等は各都道府県により異なるため、最新情報は住民登録をしている都道府県の窓口まで問い合わせて確認しましょう。
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