ハノイ市にあるノイバイ国際空港へは、日本からの直行便も設定され、フライト時間は5~6時間。国際線ターミナルにはショップやカフェや両替所など、必要なものが完備されています。空港からハノイ市街地までは約50キロ離れているので、バスやタクシーを利用します。
ベトナム北部のハノイにある、ノイバイ国際空港。全日空、日本航空、ベトナム航空などが、成田空港(千葉)、羽田空港(東京)、関西国際空港(大阪)、中部国際空港(愛知)、福岡国際空港(福岡)から直行便を就航させています。各空港からの飛行時間はだいたい5~6時間です。
日本から行く場合、乗り換え便を利用する方法もあります。乗り換える分だけ時間がかかりますが、料金が安くなることも多いので、日程にあわせて検討してみましょう。
ノイバイ国際空港では、国際線は第2ターミナルに到着します。ターミナルの2階で入国審査を終えたら1階に下りて荷物を受け取り、さらに税関検査を行います。
ベトナムへ入国する場合、日本国籍の人は45日以内の観光目的などであれば、ビザは不要です。ただし往復航空券または第三国への航空券の所持、入国時のパスポートの有効期限が6カ月以上など、複数の条件が必要です。
外貨の持ち込み制限など税関検査は出入国ともにチェックが厳しいので、事前に大使館HPなどから確認しておきましょう。
国際線用の第2ターミナル1階には、到着ロビーと両替所、銀行、ATM、旅行案内所などがあります。すぐに使う分のベトナムドンは、こちらの両替所で済ませておきましょう。
ターミナルビル内にはカフェやレストランなどがあり、ベトナム料理やベトナムコーヒーも味わえます。免税店もあるので、お土産選びなどで出国までの時間を楽しむのもおすすめです。
ベトナム国内線は第1ターミナルを使うため、乗り換える場合は入国審査などの手続きをすべて終えてから、さらにシャトルバスに乗る必要があります。
なお空港内は無料Wi-Fiが使えますが、接続先を確認するなどセキュリティーには十分に注意しましょう。
第2ターミナルの到着ロビーにある銀行の両替所は、銀行ごとにレートのばらつきがありますが、市内両替所と比べたら良くはない、と考えましょう。
それでもこれからハノイ市内へ移動したり、食事をしたりすることなどを考えると、空港内である程度の金額を両替しておくことをおすすめします。
ノイバイ国際空港から市内へのアクセスは、タクシー、バス、または航空会社などのミニバスを利用することになります。
市バス利用の場合、ハノイ市内まで、所要時間は40~50分です。料金が約9000ドンと安いのが魅力。ただし路線が多いことや、ホテルの場所によってはバス停から遠いこともあることから、事前に十分確認したほうが良いでしょう。
ミニバスとは、タクシー会社や航空会社などで運営する乗り合いバスのことです。料金はタクシーよりも安いのですが、ある程度の人数が集まらないと出発しないという難点があります。
条件よりも時間がかかる場合もあるので、余裕があるときに利用することをおすすめします。
タクシーを利用する場合、ハノイ市中心部までの運賃は35万~40万ドン、所要時間は40~50分です。ただし、空港前に停車しているタクシーの中には悪質なぼったくりタクシーもあるので注意が必要です。
ノイバイタクシーやエアポートタクシーといった、信頼できる会社のタクシーを選びようにしましょう。