ホーチミンのタンソンニャット国際空港！ ベトナムの旅はここから

ホーチミン近郊にあるタンソンニャット国際空港。東京や大阪など、日本の複数の都市から直行便が出ています。他の空港と同じく出入国審査がありますが、45日以内の滞在はビザ不要など、ベトナム独特のルールに注意が必要です。カフェやWi-Fiなどもあり便利ですが、ぼったくりタクシーにつかまらないよう注意しましょう。

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日本からの就航便がある空港

ホーチミンのタンソンニャット国際空港へは、日本の複数の空港からの便が就航しています。成田（千葉）、羽田（東京）、関西国際（大阪）、中部国際（愛知）、福岡（福岡）からは直行便があり、また中国や台湾などを経由して向かう便も多く出ています。

空港利用とベトナムへの出入国

入国審査は変更されることも多いため、常に最新の情報を手に入れるようにしましょう。

入国手続き

タンソンニャット国際空港に到着すると、ゲートは国際線ターミナルの2階へとつながります。その先にある「Immigration」と表示されている入国カウンターで、パスポートを提示して入国審査を受けます。審査後は1階で、荷物受け取りと税関検査を行います。

ビザは、45日以内の滞在であれば不要です。ただし、入国時にパスポートの残存有効期限が6カ月以上あること、往復または第三国行きのチケットを持っていることなどが条件です。

荷物引き取りと税関検査

入国手続き後は荷物受け取りをし、その後税関カウンターで手荷物のX線検査や、申告書の提出などを行います。ここでは貴金属類などの持ち込み・持ち出し制限物についての検査も行われますが、特に気をつけたいのが多額の現金。5,000米ドル相当以上の外貨、たばこや酒、金なども対象となることがあるため、特に持ち物やお土産には注意が必要です。

出国手続き

出国時は、国際線ターミナルの3階にある航空会社のカウンターへ向かいます。こちらでチェックインを済ませ、税関での手続きをしてから出国審査を受けて、飛行機の搭乗ゲートへ行きましょう。

乗り継ぎ

ベトナム国内線へ乗り継ぐ場合も入国時と同様に、まずは入国手続きを行います。税関まですべて完了してから、国内線ターミナルへ移動しましょう。

国際線へ乗り継ぐ場合は、到着フロアにある乗り継ぎカウンターへ直接向かいましょう。

空港はコンパクトで使いやすい

カフェなど

タンソンニャット国際空港はけっして広い空港ではありませんが、発着ロビーは飲食店の利用がしやすいでしょう。カフェでコーヒーを楽しむのはもちろん、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」やアイスクリームなどもいただけます。

他にもピザ店やハンバーガーショップなどがあり、しっかり食事をしたいという人も心配なし。さらに雑貨などのお土産物を扱うショップもあり、乗り継ぎなどの時間調整にも使えます。

フリーWi-Fi

タンソンニャット国際空港には公衆無線LAN（無料Wi-Fi）が完備されているため、空港内でインターネットを利用するのもOK。フライトまでにSNSをチェックしたり、ネットサーフィンを楽しんだりできます。

ただしスマホなどのセキュリティーには十分な注意が必要なため、心配な場合にはポケットWi-Fiを準備するのも良いでしょう。

ぼったくりタクシーに注意

タクシーの時間と料金

空港からホーチミン市街地へは、タクシーを利用するのが一般的。所要時間はおよそ30分、料金は約15万ドンが相場です。空港を出たところで声をかけられることもありますが、時には悪質なぼったくりタクシーにからまれる危険があるので要注意です。正規のタクシー乗り場から、正規のタクシーに乗るようにしましょう。

ぼったくり防止カード

在ホーチミン日本国総領事館が作成した「ぼったくり防止カード」も、被害を防ぐ手段になります。印刷したカードに目的地を記入して運転手に見せ、タクシー会社や車両番号を控えるので、悪質な運転手をシャットアウトできます。

滞在時にぼったくりタクシーの被害を避けるためには、このカードを使う以外にも、ホテルなど信頼できる先からタクシーの手配をお願いするほうが良いでしょう。

ぼったくり防止カード

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