一人で旅行する人やバックパッカーの多いアメリカ。大都市であれば日本人経営のゲストハウスも多いので、英語ができなくても大丈夫。大都市は地下鉄路やバスの路線が充実し、タクシーもあるので移動手段には困りません。都市間の移動も長距離バスや国内線を活用すれば楽勝です。
日本の25倍の国土を誇るアメリカは、一人旅でも楽しめるスポットが目白押し! まずご紹介したいのが、世界の流行の発信地ニューヨーク。自由の女神やセントラルパーク、エンパイアステートビルなど観光名所もたくさんありますが、その中でも一人旅におすすめなのがブロードウェイ鑑賞です。
すべて英語での公演ですが、日本語の前知識があれば内容がわかるような王道のミュージカルや、動きだけでも面白い体感型のものもあります。日本の劇団四季でも公演されている『マンマミーア 』『ウィキッド』『キャッツ』などの王道のミュージカルや、『ブルーマン』といった言語を介さないショーがおすすめです。チケットの購入方法は、事前にオフィシャルウェブサイト(英語)から購入するか、直接劇場の窓口で買う方法があります。クリスマスシーズンや人気のショーを除けば、一人分のチケットであれば、ほぼ窓口で購入可能です。作品の好みは人によって分かれるものですが、一人旅であればそんな気苦労は不要です。自分の好きなものを好きなだけ楽しみましょう!
次にアメリカでの一人旅におすすめしたいスポットが、壮大な自然です。そのなかでも注目なのは、バレーオブファイヤー州立公園。ここはラスベガスから車で1時間ほどの砂漠地帯で 、悠久の時のなかで風に削られてできた大きな一枚岩の地形が360度広がります。その歴史は5億年前のカンブリア紀の時代にまで遡ります。一人旅ならではの自由な旅で、大自然に抱かれればいろいろな発見がありそうです。
国土の広いアメリカは、交通手段次第で旅の雰囲気ががらりと変わります。そのなかでも長距離移動と、街中の移動に分けておすすめをご紹介します。
まず街中の短距離の移動について、おすすめなのは地下鉄かタクシーです。 アメリカの大都市であれば地下鉄がどこも発達しています。またアメリカの電車は、路線の分け方が明確なので旅行者でも安心して乗ることができます。路線から外れた場所に行く際は、タクシーを利用しましょう。大都市のタクシーならほとんどがメーターをつけて走っているため心配はありません。ただし流しのタクシーを使わなければならないときは注意しましょう。事前に値段の交渉をしてから乗ると安心です。
次に、長距離の移動であれば長距離バスがおすすめです。飛行機の国内線も飛んでいますが、バスに比べると値段がはります。また点と点を結ぶ飛行機に比べ、バスはアメリカ全土を横断的に面でつないでいるので、気ままな一人旅には長距離バスが最適です。値段はニューヨークからロサンゼルスまでは275ドルほどで、約3日間の陸路移動。その3日間の間に途中の街に降りることもでき、道中は荒涼とした砂漠地帯や地平線まで続く広大な麦畑の風景を、大きな窓越しに見ることができます。
※あくまで参考金額となります。渡航時の為替レート、物価などにより異なりますのでご了承ください。
一人旅の旅行者が多いアメリカはゲストハウスが充実しています。代表的な都市ごとにおすすめのゲストハウスをご紹介します。
まずアメリカ西海岸サンフランシスコでおすすめなのが『すずめのおやど』というゲストハウスです。英語に自信がない人も泊まれる日本人宿です。一人旅で張っていた気を緩めることのできるお宿です。
東海岸のニューヨークでおすすめのホテルは、『トミーズハウス』です。日本人の富田さんが経営されています。ダウンタウンにあるのでブロードウェイ鑑賞にとても便利な立地です。