オーストラリアは気温も安定していて過ごしやすい国ですが、地域によって温度差が激しい地域もあるので、早朝、日中、夜と適した服装にすることが大事です。また大自然の中のウオーキングを楽しみたい場合は、毒蛇や虫刺され対策として、しっかりとした服装で体を守ることが重要です。
観光地として日本人にも人気のオーストラリア。1年を通して気候が良く、過ごしやすいイメージのあるオーストラリアですが、薄着の軽装で現地を訪れても大丈夫なのでしょうか。オーストラリアではどのような服装が適しているか、おすすめの服装を紹介します。
オーストラリア西部に位置するゴールドコースト、サンシャインコースト、ブリスベンなどの都市は、亜熱帯性気候なので、1年を通して晴れる日が多く過ごしやすい気候となっています。
冬でも平均気温が20度なので半袖で過ごすことができますが、季節によって夜間は冷え込む時期もあるので、長袖の上着があると便利です。
日中は日差しが強く、暑い時期には紫外線対策として長袖、サングラス、日焼け止めクリーム、日射病対策として帽子、薄手の長袖、首周りを隠すスカーフやタオル、アームカバーなどを用意しておきましょう。帽子はつばの広いハットや麦わら帽子がおすすめです。
シドニー、アデレード、ホバート、メルボルン、パースなど、人気観光都市のあるオーストラリア南部は、温帯性気候の地域です。この地域は日本と同じで四季の気温がはっきりと分かれているので、訪れる時期によって服装を替える必要があります。
ホバートの冬はオーストラリアの中でも寒く日射量も少ないのが特徴。近くの山やタスマニア内陸部まで足を伸ばせば、スキーなどウインタースポーツが盛んです。コートなどの防寒着が必要になってくるでしょう。日中はとの温度差にも注意が要ります。
オーストラリア北部の地域は熱帯性気候で、ケアンズ、ダーウィンなどの人気観光都市があります。12月から3月は雨季となるので雨具が必要となります。
冬(6月から8月)でも日中は半袖も過ごせますが、早朝、夜は冷え込むこともあるので上着を用意しておくと便利です。日中は日差しが強いので、やはり紫外線や日射病の対策をするようにしましょう。
オーストラリアの特徴といえば、恵まれた大自然ですね。観光客にとっての名物といえばオーストラリアの野山を歩き回る「ブッシュウォーク」です。恵まれた緑豊かな大自然の中を歩いていると、マイナスイオンをたっぷりと浴びられ爽快ですがすがしい気分になれます。
しかしいくら過ごしやすい気候だからといっても半袖などの軽装でブッシュウォークをするのは危険な行為です。
大自然には毒蛇や虫などが多くいるので、長袖、ジーンズ、長めの靴下などで体をしっかりと保護する必要があります。小さく折りたためるウインドブレーカーや軍手、手袋なども用意しておくのがベストです。
オーストラリアは、地域や季節によって過ごしやすい場所、暑さ、寒さが厳しい場所などいろいろとあります。どの地域でも紫外線対策・日射病対策は必要ですが、場所によっては防寒対策が必要です。
一度の旅行でオーストラリア国内を網羅するという場合、衣料品や靴などで荷物がかなり多くなるかもしれません。