かつてはフランス人要人向けのリゾートとして開発され、今なお人気の港町ニャチャン。「世界で最も美しい湾クラブ」というフランスのNGOにも加盟しています。日本での知名度はホーチミンやハノイほどではないかもしれませんが、5キロも続く風光明媚なビーチとエスニックな雰囲気を残す街に引かれる人も少なくないようです。
一大リゾートに来たからには、やはりビーチステイを楽しまないわけにはいかないですよね。ニャチャンは年間を通じて晴れの日が多いとも言われているので、行ってみてがっかりということも少ないでしょう。特に4月〜7月の間が狙い目のシーズンと言われています。
ハンモックに揺られてのんびりとした気分を味わうのも、白い砂浜に横たわって日を浴びるのもよし。外国人観光客向けのお店も多く、避暑地としては最適です。ニャチャン駅からタクシーならば5分程度、歩いても2キロもかかりません。まずは海に繰り出してみてはいかがでしょう?
1930年建築の、ベトナム国内でも比較的規模の大きいゴシック様式の教会です。見晴らしのよい丘の上にあり、ニャチャン市街を一望できます。
内部のステンドグラスは目を見張る美しさ。観光客でも気兼ねなく入れる場所ですが、ミサの時間に行われる合唱は特に見ものです。夜もライトアップされた幻想的な姿も印象的なので、こちらも要チェックです。
ニャチャン沖のチェー島に開園した巨大アミューズメントパーク「ヴィンパールランド」。ジェットコースターやメリーゴーラウンドなど各種アトラクションはもちろん、水族館、映画館、ウオーターパーク、ショッピング……一日いても時間が足りないほどのアミューズメントが詰まっています。家族連れでも、友達との気兼ねない旅行でも思い切り楽しめるスポットです。
ニャチャン市内中心部にある、円形の大型市場です。ニャチャン駅からも近く、観光客と地元の人どちらも集まるスポットでもあります。
生鮮食品、果物、服飾品、雑貨と何でもそろいますが、買い物のときは価格交渉が必要。値引きする自信がないという人は見学しているだけでも雰囲気が楽しめます。
ビーチリゾートのニャチャンですが、実は多くの観光客が訪れる有名な温泉もあります。それが「泥の温泉」ことタップバー温泉。
専用のバスタブでミネラル成分たっぷりの泥湯に浸かること20分。体全体が包まれる独特の感覚を楽しんだら、お風呂を上がって今度はベンチで泥を乾かします。シャワーを浴びて泥を落とせば、お肌がつるつるに。みんなでワイワイ入れるので、全員で女子力アップに足を運んではいかが?