ビザ・パスポートの準備から携帯・スマホ・wifi事情まで-出国から帰国まで旅行のギモンを解決!

制限に注意!空港の手荷物検査をスムーズに通過する方法

手荷物検査時の注意点とは

チェックインのタイミング

手荷物検査は、チェックインカウンターで搭乗手続きを終えた後に行います。目安として、出発の15分程前までに検査を完了しておきましょう。
LCCの場合は、搭乗口まで距離があることが多いため、出発の30分前には終わらせておきましょう。チェックインを済ませたら、混雑を避けるためにもなるべく早く保安検査場に向かいましょう。

金属探知機で慌てないための注意点

スムーズに検査を受けるためには、金属類は全て外しましょう。ベルトのバックル部分や、ジッパー式の上着などにも金属探知機が反応することがありますので、脱いでから検査を受けてください。
できればベルトや金属ジッパーの付いていない、なるべくラフな服装で搭乗するのが手っ取り早いです。
ケガの治療などで体内に金属を埋め込んでいる方は、先に保安検査の係員に申し出ましょう。その部分に金属探知機が反応してしまう場合があります。

持ち込み制限

基本的に、火薬類は持ち込めません。花火などはたとえ燃えない場合でも持ち込めませんので、手荷物には入れないようにしてください。
また、先のとがったものも持ち込めませんので、預け入れにするか、その場で廃棄することになります。預け入れする場合は、とても面倒なことになりますので、カッターナイフなどは最初から手荷物に入れないようにしましょう。
そして金属類と同様、財布やカメラ、パソコンやタブレットは全て別のカゴに入れなければなりません。検査の直前に手間取っていると、後ろの方の迷惑になってしまいますので、あらかじめ違うカバンに入れておき、そのままカゴに乗せられるようにしておくと便利です。
金属類や貴重品を前もって全てまとめておけば、とてもスムーズに検査が終わります。国にもよりますが、眉毛などを抜くためのピンセットですら没収される国もあるので注意が必要です。日本の保安検査より厳しい国もありますので、海外旅行に行く際は、より入念に持ち物をチェックしましょう。

薬を持って行く時の注意点

例えばアメリカでは、睡眠薬の一部が持ち込めません。ロヒプノール(フルニトラゼパム)という睡眠薬は、日本ではメジャーなものですが、乱用する人が多いこともありアメリカには持ち込み禁止です。この種類の睡眠薬を服用されている方は、代わりの睡眠薬を処方してもらいましょう。
また大量の常備薬を持ち込む場合、麻薬などの疑いを持たれ保安検査で捕まってしまいますと、大変なことになります。大量の薬を服用していて、持ち込みに関して不安がある方は、あらかじめ医師に相談しておきましょう。念のため、数千円で書いてもらえる英文の説明書をもらっておくと、何かあった時にスムーズです。
麻薬などの検査が厳しい国では、厚底の靴を履いていますと、底に隠しているのではないか?という疑いから、手荷物検査を受ける際にいちいち脱がなければならない場合があります。手間を避けるためにも、スニーカーや革靴など、靴底の浅いものを選んで搭乗するようにしましょう。

SNSでフォローする