釜山の繁華街といえば、南浦洞(ナンポドン)をはじめ、西面(ソミョン)や海雲台(ヘウンデ)などが挙げられます。いずれもグルメやショッピング、エンターテイメントがいっぱい。地元の人が集まるエリアでは普段の韓国の生活に触れたりできます。釜山の代表的な繁華街を押さえるだけでも、観光は充実します。
南浦洞は、地下鉄1号線南浦(ナンポ)駅からチャガルチ駅までの間に位置する、釜山最大の繁華街。グルメやショッピングを楽しめる場所として観光客が多く訪れる、釜山観光ではずせないスポットです。
釜山のメインストリートといわれる光復路。1カ所にグルメ・観光・ショッピングスポットが集まっているので、時間がない場合にはここを押さえておくだけでも釜山観光が楽しめます。
地下鉄南浦駅に直結のロッテ百貨店をはじめ、海外ブランドショップや韓流グッズショップなどが軒を連ねています。特にコスメショップは、この通りだけでほとんどの韓国コスメブランドが揃うほどです。
7,500坪ほどの広大な面積を誇り、日用品や工芸品、生活用品などの店が約1,200軒も連なるエリアです。2014年の韓国映画『国際市場で逢いましょう』の舞台になったことをきっかけに、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。
港町・釜山ならではの海の幸をいただくなら、韓国最大級ともいわれるこのチャガルチ市場がおすすめ。港沿いに建つ巨大なビルの中には新鮮な魚介類が並ぶのはもちろん、港を見渡せるデッキや食堂なども入っています。
生の海産物をお土産として持ち込むのは難しいですが、チャガルチ市場では乾物も豊富。市価より安く購入できることもあるので、お土産におすすめです。
釜山の定番観光スポットである龍頭山公園。丘の上にありますが、光復路側からエスカレーターを利用して上ることができます。
公園内には、釜山のシンボルとも呼ばれる釜山タワーがあります。地上120mのタワーからは、釜山の景色が一望できます。
釜山の若者の街・西面には、ショッピングスポットやナイトスポット、エステサロンがたくさん集まっています。深夜まで営業しているバーや居酒屋も多いので、夜遅くまで遊びたい人にもピッタリのエリアです。
西面のシンボルともいえるのが、ロッテ百貨店。上階には免税店があるほか、カジノやホテル、映画館も併設されています。大型店なので日本語に対応しているところも多く、日本人観光客にとって便利なスポットです。
西面エリアへの玄関口となる地下鉄1・2号線西面駅には、地下街が接続しています。改札を出るとすぐの所に、ずらりと店が並ぶ地下街が。韓国コスメブランドが多数揃うほか、衣料品店などが集中して並んでいます。
地下鉄西面駅の出口からすぐの所にあるのが、西面市場です。繁華街の中にありながら庶民的な店舗が並んでおり、韓国独特の市場の様子を見られるスポットとなっています。
食品や韓服のお店や、ちょっとレトロな雰囲気の食堂などが並ぶ市場で、釜山の普段の生活に触れてみてはいかがですか?
海雲台は、釜山国際映画祭の会場として知られています。韓国を代表するリゾート地で、釜山中心部とはまた違う雰囲気を楽しめます。
韓国一ともいわれるビーチは、「世界一パラソルの多い海水浴場」としてギネスブックに記録されており、約12万人を収容できる広大なビーチです。ビーチ沿いには高級リゾートホテルが連なり、非日常感を味わうにもピッタリ。
海雲台ビーチの目の前にある、地下の巨大水族館「シーライフ釜山アクアリウム」では、約1万匹の海洋生物を見ることができます。海の生き物に触ることができるタッチプールやサメを間近で見られるグラスボートなど、体験型アトラクションが人気です。