台北旅行でおすすめの老街5つ！ 手軽にノスタルジックな時間も楽しもう

台北には十分、三峡、九份、大渓、深坑には、老街（ラオジエ）と呼ばれる、どことなく懐かしい昔ながらの街並みの観光地があります。復元された街並みや、独特の景観などの見どころはもちろん、台北から日帰りで行けるアクセスの良さも観光客からの注目を集めます。

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台北の古い街並み「老街」とは

老街とは、清朝以降につくられた歴史ある古い街並みを指します。特に日本統治時代には、インフラ整備の目的で道路の改修や店舗建設が進み、アーケードなどそれぞれの街に統一感のある街並みが生まれました。

この情緒あふれる街並みには近年、地域の住民による保存活動が行われています。

人気の老街と街歩きの楽しみ方

老街には、それぞれ土地の歴史や風土が生み出した特徴があるので、訪れた老街で他とは違う特色を探すという楽しみ方があります。珍しい物や建物の装飾の素晴らしさを発見しながら、名産の食べ物にもぜひチャレンジしてみましょう。

十分老街

カラフルな天燈（ランタン）に願いごとを書いて、空に飛ばすという伝統行事と言えば十分です。ランタンの色の赤は健康運、黄色は金運というように、願いごとによって決まっているそう。

さらにここは、線路に沿って土産物店や飲食店が軒を並べている老街のため、線路の上からのランタンあげが体験できます。

三峽老街

日本統治時代に完成した通りには、外観はイギリス風の赤レンガづくり、内部構造は日本式と、一風変わった通りが残されています。

どっしりとした風格のある建物群は、夜のライトアップも幻想的。こちらでは「金角牛」と呼ばれるクロワッサン形の堅いパンが名物で、金角牛をカップにしたソフトクリームも味わってみましょう。

九份老街

映画やアニメの舞台として人気の老街。狭い路地や石階段の両脇にはレトロな茶芸館や民芸品店などが並び、山の上から海を眺めれば昼間は澄み渡り、夕暮れ過ぎからはちょうちんのあかりで幻想的と、日本人にもすっかりおなじみの観光地です。

大溪老街

日本統治時代に整備された、和洋折衷の当時の街並みがそのまま残る老街です。建物ごとに山形・半円型・弓形と多様なデザインの屋根や、こまやかで華麗なレリーフ彫刻など、他の老街と異なった建築様式が見られます。

布で巻いた豆腐と香料でつくった名産品、「豆干」もぜひ味わってみましょう。

深坑老街

深坑老街は、水質が良くおいしい豆腐ができると評判で、「豆腐の街」とも呼ばれている老街です。

近年、街並みの趣は保ったまま再開発され、多くの臭豆腐料理や豆腐スイーツなどの店が並ぶようになりました。さまざまな豆腐料理が楽しめるので、試食しながら街をブラブラしても楽しそうですよ。

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