多民族国家シンガポールの公用語は英語。バイリンガルが多い東南アジア随一のグローバル国家で、教育水準も世界トップクラスです。治安が良く食費・交通費も日本より安く、30日以内の短期留学であれば学生ビザも必要なし。初めての海外留学にもぴったりです。
多民族国家であるシンガポールの共通語は英語です。英語・中国語のバイリンガルが多く住み、住民全体の3割は外国人で構成されています。東南アジア随一のグローバル国家であるシンガポールは教育水準も世界トップクラス。世界的大企業のアジア拠点としても注目されています。近隣の東南アジア諸国をはじめ、アフリカや欧米といったさまざまな国から留学生が集まるため国際的な交流も期待できます。
シンガポールといえば町並みの美しさや治安のよさも有名です。安全で清潔な日本に住む日本人にとっても住みやすい街といえるでしょう。複数の民族が集まってできている国なので異文化交流も当たり前です。これまであまり海外渡航経験がない人にとって、シンガポールに留学することはひとつの国に滞在する以上の経験をもたらしてくれるはずです。
留学費用は学校によって差がありますが、生活費や物価についてはどうでしょうか?
学費や航空運賃代は予算を立てやすいですが、シンガポールで実際に生活する際にかかる費用はなかなか計算が難しいものです。暮らしていくなかで必要となるお金は主に食費や交通費でしょう。カジュアルなローカルフードはお手ごろ価格で食べることができるので毎日のランチは日本より安く済みそうです。公共交通機関が発達しているシンガポールのバスやMRT(電車)の料金はとても安く、留学で一定期間以上滞在する場合は通常の料金であるスタンダードチケットではなくez-linkカードを使うことでさらにお得に利用することができます。
反対に費用が高いのは住宅費と自動車です。アパートに1人暮らしをするのはかなりの高額になってしまうため、学生寮またはホームステイか、間借りが一般的です。
滞在期間が30日以内の短期留学の場合、日本のパスポートがあればビザ申請の必要はありません。31日以上の滞在で留学する場合には学生ビザが必要になります。30日間まで滞在できる訪問ビザは空港で入国時に発給してもらえますが、学生ビザは日本で取得申請を行い、シンガポール入国後に移民局に行って受け取る必要があります。学校の入学許可証やパスポートのコピーのほか、英文による健康診断書や出生証明書が必要になります。また学生ビザを取得するためにはフルタイムコース(週に15時間以上)のコースに就学することが条件となります。学生ビザを取得したあとでも、出席率が9割に満たないと取り消されてしまうため注意しましょう。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあります。事前に大使館、領事館などでご確認ください。