台湾留学が決まったら、長期・短期に関わらず、勉学の目的を明確にして、どこの学校に在籍するのかを検討しましょう。台北市内には、留学生受け入れの準備の整った大学が多く、勉強に集中できる環境に身をおくことが可能です。自身の希望条件をしっかりと整理して、準備を進めましょう。
台湾大学は台湾で最も大きな国立大学で、国際活動が活発なことでも有名です。外国人留学生の受け入れ数も多く、毎年1,000人近くが集まってきます。立地も大変便利で観光地も近く、台湾の魅力を感じながら勉強に集中できる環境が整っています。
銘伝大学は台湾のなかで最も大きな私立大学で、国際色も豊かです。なかでも国際学院という学部は留学生のために作られ、グローバル化の新しい傾向に対応した教育カリキュラムが組まれています。
人気の台北にはさまざまな特徴を持った留学先がありますので、学費や条件や立地を総合的に判断して行き先を決めましょう。
留学の準備としてさまざまな必要書類を集めなければなりません。受け入れ先によって提出物は異なりますので注意が必要ですが、一般的なものを紹介します。 大学や大学院で学ぶ正規留学と語学留学では異なりますが、まずは入学申請書が必要です。あわせて高校卒業書、財力証明(銀行残高証明 等)の原本を準備しましょう。
語学留学であれば、語学研修査証の取得が必須です。これは90日の滞在が可能な停留ビザです。入学許可書、ビザ申請書、帰国用の航空券の提出が必要です。
台湾に入国してからでは取得困難なものが多いので、日本滞在中にしっかりと調べて集めておきましょう。
台湾の中心である台北への語学留学の特徴は、何といっても格安の授業料です。給付制奨学金がもらえる機会もあります。また、便利な立地でありながら安い学生寮やアパートも数多くありますので、留学の金銭面がネックになっている人でも検討しやすい留学先のひとつです。
台湾は日本と生活習慣が似ており、日本人でも暮らしやすい環境が得られやすいでしょう。また、留学生同士や現地の人とコミュニケーションをとるなかで自然と中国語も上達していきます。生活が安定しているなかで学ぶということは大切なことです。
市内はバスや地下鉄の公共交通機関が充実しており、安く便利な移動が可能です。レストランや屋台といった食事の種類も豊富ですし、生活面での不安は少ないでしょう。時間を見つけて魅力ある台北近郊の観光地へ行くことも簡単にできます。あたたかく親切な人の多い台北で、比較的安心して勉強に集中できます。