世界第2位・日本の約27倍の面積を誇るカナダ。語学教育に定評があり、多くの海外移住者を受け入れてきたカナダは語学ビギナーにもぴったりです。公用語である英語とフランス語、2ヶ国語を同時に学べるのも魅力。主要都市は非常に治安が良く、安心して住むことができます。
首都「オンタリオ州」があるカナダは、10の州と3の準州からできており、面積は日本の約27倍の広さを有しています。 世界第2位の面積を誇るカナダへ留学する前に、準備してくべき3つのことをご紹介します。
1つ目は、パスポートです。カナダの滞在期間よりパスポートの期限が長いか確認しましょう。滞在期間プラス1年くらいの余裕があるパスポートを準備しておくことをおすすめします。カナダで紛失した際に、再発行の手続きが必要なので、パスポートのコピーや番号を控えておきましょう。
2つ目は、保険の加入です。出発前の準備で忘れてはならないのが保険です。カナダの医療費は高いため、実費で払うとなると高額になってしまいます。現地で困らないために、保険への加入を事前に行い、あわせて保証の内容や期限を確認し、コピーを取っておきましょう。
最後に、役所の手続きです。住民票や住民税、国民健康保険や国民年金などの手続きが必要です。転出届を行っていない場合には、海外にいても住民税や国民年金は支払う義務があるので、事前に手続きを行っておきましょう。
そのほかにも、お金の準備や学生・ワーキングホリデーをする人はビザ許可証の準備も必要です。出発前の準備はチェックリストを作って、忘れ物のないよう念入りに確認を行いましょう。
留学といっても、目的は人それぞれです。語学留学や大学留学、1年間の滞在期間中にスキルを身につけるための専門スキルアップ留学やワーキングホリデーなど。カナダは、きれいな発音と訛りのない英語を習得するには最適の場所といえます。また、バンクーバーやトロント、カルガリ、モントリオールといったカナダの主要都市は非常に治安が良く、安心して住むことができます。
多くの海外移住者を受け入れてきた国で語学教育が盛んな国あるカナダは、語学初心者にも適しています。英語とフランス語の2カ国からなる公用語を、同時に学ぶことができるのも特徴です。
留学の際に気になるのが物価。カナダの税率は州によって異なりますが、トロントがあるオンタリオ州を例に挙げると、GST(物品サービス税)が5%、PST(収税)が8%の2種類の税金があります。野菜や果物、肉などの食料品は税金が免除されているため、自炊による節約が有効です。嗜好品は日本より高めなので物によっては高いことを理解しておきましょう。また、レストランやカフェで外食すると料金と別に税金がかかるため、普段の生活ではできるだけ自炊することをおすすめします。
カナダでの生活で実際に生活費はどのくらいかかるのかを見ていきましょう。1カ月あたり、家賃や光熱費、食費で600ドル~1,000ドル程度。ホームステイの場合には、700ドル~800ドルあたりをみておくとよいでしょう。
アパートシェアの場合には、家賃が400ドル~600ドル、初期費用として約1カ月の預かり金が必要になります。退去時には返金されるお金のため、支払いの時には必ず領収書をもらっておくようにしましょう。場所やルームシェアの人数によっても金額は変動します。生活費をできるだけ安く抑えたい場合は住む場所や食事を工夫すると良いでしょう。
※あくまで参考金額となります。渡航時の為替レート、物価などにより異なりますのでご了承ください。