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パスポートの名前変更の仕方

パスポートの名前変更の仕方

結婚して名前が変わった時に、うっかり忘れがちなのがパスポートの名前変更なのではないでしょうか。海外旅行に行く直前に慌ただしくパスポート更新をしないためにも、余裕をもって変更手続きを進めたいものです。
今回は、パスポートの名前変更には一体どれぐらいの時間を要するのか、何が必要なのかなど、パスポートの名前変更の仕方についてまとめました。注意点に関しても記載していますので、参考にしてください。

パスポートの名前変更が必要な場合

パスポートの名前変更はどういう時に必要か知っていますか?
結婚して戸籍上の姓が変わった時というのが一般的に考えられることですが、それだけではありません。家庭裁判所の認可の下、戸籍上の姓や名を変更した場合も、パスポートの名前変更が必要になってきます。
つまり、結婚に関わらず何らかの理由で戸籍上の姓または名に変更があった場合に、パスポートの名前変更手続きが必要になってくるのです。

パスポートの名前変更手続き方法

パスポートの名前変更手続き方法には、大きく分けて2つの方法があります。「切り替え申請」と「記載事項変更申請」です。
前者は、現在有効のパスポートを返納して、新たなパスポートに切り替える手続きです。これによって、パスポートの有効期限も更新されます。手数料は、新規申請と同じ料金になります。
後者は、現在有効のパスポートを失効させた上で、記載事項変更旅券に変えるものです。こちらの場合は、前者の「切り替え申請」とは異なり、パスポートの有効期限は更新されません。手数料は6000円になります。

パスポートの名前変更手続きに必要な書類

「切り替え申請」でも「記載事項変更申請」でも必要な書類は同じです。手続き変更に必要な書類等は、一般旅券発給申請書1通・パスポート用の写真1枚・有効なパスポート・発行から6カ月以内の戸籍謄本または戸籍抄本が基本になります。ただし、外国人と婚姻し、配偶者の姓を別名としてパスポートに追記する場合は、配偶者のパスポートまたは、外国政府発行の婚姻証明書などが必要になります。

パスポートの名前変更手続きをする場所

パスポートの名前変更の手続きができる場所は、原則としてパスポートセンターになります。ご自身の住民登録がしてある都道府県のパスポートセンターで手続きを進めます。

パスポートの名前変更手続きに要する時間

パスポートの名前変更手続きに要する時間は約1週間です。ただし、これは土日祝日を除いて7日ということですので、土日を含めますと、最短で10日ほどと考えておくのが良いようです。
書類不備や何らかのトラブルで変更手続きにさらに日数が必要になることも十分考えられますので、余裕をもって手続きにのぞむことをお勧めします。

パスポートの名前変更手続きの注意点:受け取りは本人のみ

新婚当初は、忙しくてパスポートの名前変更手続きをしている暇がない、という可能性もあります。そうした時には代理人に名前変更手続きの申請を依頼して進めましょう。
しかし、出来上がったパスポートの受け取りに関しては代理人に依頼できませんのでご注意ください。また、代理人を立てて変更手続きを進める場合は、委任申出書・代理人の本人確認書類などが必要になりますので、準備を忘れないようにしましょう。

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