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母子手帳にビニール袋など。乳幼児連れの海外旅行に役立つアイテム

母子手帳など、乳幼児連れの海外旅行で役立つアイテム

子連れの海外旅行は何かにつけて大変です。特に母子手帳が必要な赤ちゃん連れの場合は気苦労が絶えません。赤ちゃんを海外に連れて行く場合は、そちらに気遣いつつ、周囲の理解も必要となるでしょう。
この記事では乳幼児連れで海外旅行に行く場合にあると便利なものを紹介します。

母子手帳は必要?

日本の病院では必須アイテムの母子手帳。海外旅行の際は必要でしょうか?
実際のところ、母子手帳を海外の病院で使うことはほぼありません。
しかし、出生記録や予防接種の履歴などがわかるため、診断を受ける際に医師の助けとなることがあります。
とはいえ、母子手帳はかさばりますし、紛失のリスクもあります。海外旅行時に携帯する場合にはコピーを持っていくようにしましょう。

機内における赤ちゃんとの過ごし方

フライト中心配なのは、赤ちゃんのご機嫌です。ぐずりだすと、周りの乗客の視線も気になりますし、ゆっくり休まる暇もありません。

赤ちゃんのぐずり対策のひとつとして、体温調節があります。
夏は薄手の長袖、冬は汗をかいた時用の着替えなどを持っていくとよいでしょう。密閉された機内では、なかなか気温調節が難しく、赤ちゃんにとっては過酷な環境の場合もあります。
こまめに服の着脱をする、水分をとるなどして、赤ちゃんの体調を気遣いましょう。

気圧の変化

赤ちゃんは自分の力で耳抜きをすることができません。耳内の気圧が変化することで赤ちゃんも不快な思いをします。そのような場合は、こまめに水分やミルクを与えますと、多少和らぎます。
一番良いのは、赤ちゃんに寝てもらうこと。出国前にお腹いっぱい食べさせて睡眠に誘導しましょう。

子連れ旅行のマストアイテム

虫よけスプレー

旅行する国にもよりますが、赤ちゃんにとって危険な虫がいることも確かです。あまり草むらや森には近づかず、虫が少ないところを歩きましょう。また虫よけスプレーをすることで、虫を媒介した病気の予防になります。必ず携帯しましょう。

▼こちらもチェック
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ビニール袋

ビニール袋は複数枚持っておくことでかなり使えます。赤ちゃんの汚れたおむつや、よだれ掛けなどを入れておけるなど、なにかと便利です。また急なスコールや、シート代わりとしても使えます。

水筒・哺乳瓶

海外は普段と異なる環境ですので体調を崩しやすくなっています。子どもは特にその傾向が強いです。脱水や風邪の予防のために、水分補給は定期的にうながしましょう。
哺乳瓶の場合は数本用意し、清潔なものを使ってください。またどうしても洗うことができない場合のためにウエットティッシュを持ち歩いたり、使い捨てタイプの哺乳瓶を持ったりするとよいでしょう。

子供用の日焼け止め

熱帯地域や乾燥した地域に旅行する場合、必ず持っていった方がいいのが日焼け止めです。
子どもは汗をかきやすいですので、落ちにくいタイプの日焼け止めがいいでしょう。また冷却スプレーなども持ち歩くとなお良いです。

ミルク・飲み物

飛行機の機内に赤ちゃん用ミルクの用意は無いことがほとんどです。缶入りのミルクを小袋に分けて持ち込むと安心。また長期滞在の旅行の場合も、ミルクを小分けにして持ち込むことで経済的です。海外のミルクは日本のものと味が異なる場合がありますので、持っていったほうが良いでしょう。

まとめ

乳幼児を連れて行く場合には大人以上の準備が必要です。
何かにつけて荷物のかさばる海外旅行ですから、赤ちゃんの荷物もできるだけコンパクトにしましょう。母子手帳はコピーを持つ、日焼け止めは大人も兼用できるものを使う、粉ミルクは小分けにしたものを持ち込む、など少しの工夫で荷物のスリム化をはかりつつ、赤ちゃんに不便な思いをさせないように配慮しましょう。

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