韓国の観光スポットおすすめ13選!ソウルから釜山・済州島まで
古宮や近代建築、美食やカフェ文化が彩る国「韓国」は、伝統とトレンドが共存する、魅力あふれる人気の旅行先です。
本記事では、初めての旅行でも安心して楽しめる観光スポットをご紹介!
韓国の都市「ソウル」を中心に、「釜山(プサン)」や「済州島(チェジュ島)」まで、歴史や自然も満喫できる韓国の魅力をまとめてご紹介します。
韓国は美しい古宮や洗練された街並みや最先端のショッピングスポット、そして何よりグルメとカフェ文化が楽しめる東アジアでも屈指の観光国です。
伝統と現代が絶妙に融合したソウルを中心に地方都市にも歴史と自然の魅力が広がっており、初めて訪れる方でもリピーターでも訪れるたびに新しい発見があります。
韓国は季節ごとの寒暖差が大きく、特に冬は厳しい寒さに見舞われるため、防寒グッズ(手袋・マフラー・カイロ)などは必須です。
夏場でも湿度と気温が高くなるため、汗拭きシートや日焼け止め、帽子などの暑さ対策グッズも忘れずに持っておくと快適な旅になるでしょう。
室内は日本と比べて乾燥しやすいため、リップクリームや保湿クリームなどのスキンケア用品もあると安心です。
韓国の中心都市ソウルには、歴史ある王宮や最先端のショッピング街、アートとカフェが融合する若者の街など、多彩な魅力を持つ観光地が数多く集まっています。
今回はその中から、旅行初心者にもおすすめの人気観光スポットを7つ厳選してご紹介します。
ソウルの中心に位置する景福宮は朝鮮王朝時代の正宮として建立された歴史的な建築物で、韓国を代表する観光スポットのひとつです。
広大な敷地内には政務の中心であった「勤政殿」や王の宴会に使われた「慶会楼」などが残されており、荘厳な建築様式を間近に見ることができます。
韓服を着て散策を楽しむ観光客の姿も多く、伝統衣装と歴史的風景が調和した写真スポットとしても人気があります。
また衛兵交代式などの伝統行事も定期的に行われており、韓国の文化と歴史をより深く体験できるのも魅力です。
明洞はショッピングとグルメの両方が楽しめるソウル屈指の繁華街であり、観光客にとって非常に利便性の高いエリアです。
通りには韓国コスメやファッションブランドの店舗が並び、屋台ではトッポギやホットクなどのローカルグルメも楽しめます。
また両替所やドラッグストア、カフェなども充実しており、旅行中に必要なものが一通り揃っている点も安心材料です。
にぎやかな雰囲気のなかで韓国の今を体感できる場所として、旅の計画にぜひ組み込みたいスポットです。
仁寺洞は韓国の伝統文化と現代アートが融合したエリアで、落ち着いた雰囲気のなかに観光客向けの魅力が詰まっています。
通り沿いには骨董品や工芸品を扱う専門店が並び、旅の記念になるような一点物を探してみてはいかがでしょうか。
また伝統茶を提供するカフェや書道用品を扱う文具店も点在しており、韓国の文化に触れる穏やかな時間を過ごせます。
喧騒を離れて静かに韓国らしさを感じたい人にとって、訪れておきたい場所のひとつです。
東大門はショッピングとデザイン文化が融合したソウルを代表する近代的なエリアとして、多くの人々に親しまれています。
ランドマークであるDDP(東大門デザインプラザ)は曲線が美しい近未来的な建築で、日夜様々なイベントが開催され建築物としても国内外から人気です。
周辺には大型ファッションモールが複数あり、深夜まで営業しているため買い物好きの観光客で賑わっています。
アートや建築、買い物など多様な体験ができるこのエリアは、一日中いても飽きない充実したスポットと言えるでしょう。
弘大はソウルの若者文化とストリートアートが集まる活気にあふれたエリアで、流行の最先端を体感できる場所として注目を集めています。
特に弘益大学周辺には個性的なカフェやセレクトショップ、ライブハウスなどが密集しており、自由で創造的な雰囲気を感じることができるでしょう。
週末には歩行者天国となり、音楽やダンスのパフォーマンスが行われ、訪れるだけでエネルギーをもらえる体験ができます。
韓国のカルチャーを肌で感じるために必ず訪れるという方も少なくありません。
北村韓屋村は、ソウル市内にありながら伝統的な韓屋が保存されているエリアで、過去と現在が共存する静かな町並みが広がっています。
路地にはアートギャラリーや工芸品店、古風なカフェなどが点在しており、散策しながら韓国の文化と美意識に触れることが可能です。
韓服を着て撮影を楽しむ旅行者の姿も多く、建物との組み合わせがフォトジェニックな光景を生み出しています。
周辺には景福宮や仁寺洞といった観光名所もあるため、一日をかけて周辺を巡るルートに最適です。
南山の山頂にそびえるNソウルタワーは、ソウルの街並みを360度見渡せる展望スポットとして多くの観光客で賑わうスポットです。
ケーブルカーや徒歩でアクセスできるため、移動中にはソウルの自然を感じながら散策を楽しめます。
タワーの展望フロアからは昼間のパノラマだけでなく、夕暮れから夜にかけての美しい夜景も堪能できるでしょう。
展望台の周辺には「愛の南京錠」で有名なフェンスやレストラン・カフェもあり、ロマンチックなひとときを過ごせるはずです。
韓国第2の都市・釜山(プサン)は、韓国南東部に位置する活気ある港町です。
ソウルに次ぐ規模を誇り、観光・グルメ・文化体験すべてが詰まった魅力的な都市としても知られています。
高速鉄道KTXを利用すれば、ソウルから約2時間少々とアクセスも良好で、日帰りや1泊2日の小旅行にも最適です。
ここでは釜山のおすすめ観光スポットを3つご紹介します。
海雲台ビーチは、釜山を代表する人気のビーチです。約1.5kmにわたる白い砂浜が広がり、夏には海水浴やサーフィンを楽しむ観光客で賑わいます。
周辺には高級ホテルやおしゃれなカフェ、地元の海鮮料理を味わえるレストランが多数あり、観光とグルメを同時に楽しむことができます。
夜には海岸がライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。
また、「SEA LIFE 釜山アクアリウム」や「冬柏公園(トンベッコンウォン)」などの周辺施設も充実しており、家族連れにもおすすめです。
甘川文化村(カムチョンムナマウル)は、InstagramなどのSNSでも人気の釜山の観光スポットです。
色とりどりの家々が山の斜面に立ち並び、まるで「絵本のような街」として知られています。
村内にはさまざまな壁画や彫刻、ギャラリーなどが点在しており、路地を歩きながらアート作品を楽しむことができます。
写真映えするスポットも多く、SNSでのシェアを目的とした観光客にも人気があります。
小さなカフェや雑貨店もあり、のんびりと散策するのにぴったりな場所です。
国際市場は、釜山最大級の伝統市場として知られており、観光客だけでなく地元の人々にも親しまれているスポットです。
市場内には衣料品、日用品、食料品など、さまざまな商品がずらりと並び、ローカルな雰囲気を体験できます。
屋台ではホットク(甘い揚げパン)やトッポッキ、韓国式おでんといった人気のローカルグルメを気軽に楽しむことができます。
また、近くには「光復路(クァンボンノ)」や「富平カントン市場」もあり、市場巡りを存分に楽しむことができます。
済州島は韓国南部に位置する火山島で、美しい自然と独自の文化が息づく人気の観光地です。
火山が育んだダイナミックな自然景観と、のんびりとした島時間が魅力の韓国屈指のリゾート地です。
ソウルから飛行機で約1時間とアクセスがよく、チェジュ島目当てに韓国を訪れる旅行者も多くいます。
以下では、済州島を訪れるなら外せない観光スポットを3か所ご紹介します。
済州島東部にそびえる「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」は、約10万年前の海底噴火によって形成された火山です。
標高182mの頂上からは、東海岸の絶景や日の出を一望できることから「日の出の名所」としても有名です。
整備された登山道があり、頂上まで約20〜30分で登ることができます。
朝早く訪れると、美しい朝焼けとともに清々しい風景を楽しむことができ、旅の始まりにぴったりのスポットです。
「万丈窟(マンジャングル)」は、済州島に広がる溶岩洞窟の中でも特に有名な観光地です。
全長約13kmにおよぶ世界最大級の溶岩洞窟で、その一部が一般公開されています。
内部はひんやりとしており、夏でも涼しく観光できます。
火山活動の歴史を感じさせる岩の造形や巨大な溶岩柱が見どころで、自然の神秘を体感できる貴重な場所です。
ユネスコ世界自然遺産にも登録されており、済州の地質的魅力を知るには外せないスポットです。
済州島の伝統的な暮らしや文化を学べる「済州民俗村博物館」は、19世紀の済州の村を忠実に再現した野外博物館です。
藁ぶき屋根の家屋や生活用品、農具などが展示されており、島の風土や歴史を肌で感じることができます。
韓服(ハンボク)を着ての記念撮影や、伝統工芸の体験コーナーもあり、家族連れや歴史好きの方にもおすすめです。
済州の人々の知恵と文化を感じられる、落ち着いた観光スポットです。
今回は韓国のソウルを中心に、釜山や済州島でぜひ行きたい観光スポットをご紹介しました。
韓国の歴史と現代が融合した街並みや個性豊かな食文化、そして地方に広がる魅力ある風景との出会いは、忘れがたい旅の記憶になるでしょう。
ぜひ本記事をヒントに、自分らしい韓国旅行のプランを立ててみてはいかがでしょうか。