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機内に使い捨てカイロは持ち込める?カイロを海外に持っていく時の注意点

寒冷地への旅行は、使い捨てカイロが重宝します

寒い時期や場所で、冷え対策に重宝する携帯用のカイロ。使い捨てカイロや電気・オイル式のエコカイロなど種類もさまざまです。また、出発地は寒いが目的地は常夏という場合、カイロを利用すれば、自宅から空港までの間、着込んでいく必要もありません。そこで気になるのは「カイロは機内に持ち込めるのか?」ということ。カイロを海外に持っていく時の注意点をご紹介します。

カイロは機内に持ち込める?

結論からいいますと、カイロの機内への持ち込みはOKです。ただしカイロの種類によって注意点が異なるため、事前にカイロの注意点を確認しておくようにしましょう。
 

使い捨てカイロ

使い捨てカイロには貼るタイプと貼らないタイプの2種類がありますが、どちらも機内への持ち込みは可能です。しかし、手荷物検査の際には注意が必要です。
なぜなら、カイロには少量ですが金属成分が含まれており、金属探知機に反応することがあるためです。
貼らないタイプは、手荷物のバックに入れることで荷物検査を通過できます。
これと同じで、貼るタイプのカイロも、手荷物のバックに入れましょう。使用の有無(封を開けていても)に限らず、機内への持ち込みは可能となっています。スーツケースへ入れて預けることも問題ありません。
機内は場所によっては寒い席もあるため、冷えが気になるという人は、機内にカイロを持っていくと安心ですね。ただし、機内では長時間座席に座っていることになるため、貼る場所には要注意。低温やけどをしないよう気をつけましょう。

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電気カイロ

電気カイロはパソコンやスマートフォンと同じ扱いになります。手荷物検査を受けるバックに入れることで、機内への持ち込みは可能。電気カイロは充電式になりますが、コンセントプラグもしくは、パソコンのUSBから供給できます。ただし、機内で直接電気の供給はできませんのでご注意ください。一部USBが使用できる機体もありますが限られていますので、注意が必要です。
こうしたカイロは、一度の充電で数時間使用できるタイプが一般的です。スマートフォンを使用しすぎると電池パック(本体の後部)が熱くなりますが、電気カイロも同じく古くなったり不良品などは発火の恐れもあったりしますので、取り扱いには十分に注意してください。

 

オイル式カイロ

電気カイロよりも熱を発するオイル式カイロは、中の金属板が変形することで、化学反応が起こり熱を発生させます。オイル式カイロとしては、ハクキンカイロが人気ですが、機内には100ml以上の液体の持ち込みは禁止されており、化学反応が起きる液体を持ち込むことはできません。オイル式カイロは持ち込みできませんから、あらかじめ預け荷物に入れる等、対策が必要です。

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まとめ

カイロにもさまざまな種類がありますが、その種類により持ち込みの可否が異なります。現地で使うのであれば、オーソドックスな使い捨てカイロをスーツケースに入れて預ける方法が一番よいでしょう。

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