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空港の金属探知機を通るとき、確認すべきこと

空港の保安検査場

空港の保安検査場で必ず通らなければならない金属探知機。
通過するとき、緊張する方もいるのではないでしょうか。身に着けているものはすべて出したつもりでも、意外なものが引っかかってブザーが鳴ってあせらないように、あらかじめ何が引っかかりやすいのかチェックしておくとよいでしょう。そこで今回は保安検査の受け方と、金属探知機に引っかかりやすい意外なアイテムをご紹介します。

金属探知機とは

設置場所

チェックインカウンターで搭乗券を受け取った後に通る手荷物検査を「保安検査」と言います。飛行機に搭乗する際は、安全確保のため搭乗者全員が保安検査を受けなければなりません。

金属探知機の2タイプ

金属探知機は保安検査場に設置されている機械で、主に2つのタイプがあります。

ひとつは、人1人が通れる幅の四角いゲート状のもの。検査方法は、中を歩いて通過するだけとシンプルです。
もうひとつは、近年導入が進んでいる円筒形の探知機です。円の真ん中に立ち、両手を上げて3秒ほど待つと。探知機能のある壁が円に沿ってスライドし、不審物のほかプラスチック、液体、紙なども検出できます。

注意すべき持ち物

さて、金属探知機を通過する際は、通過する際にエラーでブザーが鳴らないよう、アクセサリー等の身に着けている金属類はすべてトレイに載せます。
鍵や腕時計、コイン、ライター、ベルト、携帯電話などがポケットに残っているケースが多いようなので、忘れずトレイに出すようにしてください。
ライターは1個までは通過できますが、それ以上は没収、破棄されてしまいます。
金属以外にも、飲料物や電子機器など保安検査場でエラーが出やすいアイテムがあります。通過する際は一度カバンの中身を確認してから行くといいでしょう。

落とし穴アイテム3選

上でご紹介したものは、外出のとき必ず持っていくアイテムなので、誰もがまず気をつけるでしょう。しかしこれ以外にも、意外とひっかかってしまうアイテムがあるのです。

革靴やハイヒール

1つ目のアイテムは靴です。
女性のハイヒールや底の厚い靴、男性の革靴などのかかとの部分に金属が入っていて、探知機に引っかかってしまうことがあります。そうは言っても靴底の中身をその場で確認するわけにも行かないので、底の厚い靴や重い靴を履いて飛行機に乗る方は、念のためあらかじめ脱いでおくとよいでしょう。
アメリカなど、国によってはX線を通過する際に必ず靴を脱がないといけない場所もあります。そのような場合は周りにならって、靴用にトレイをもう1枚取ってコンベヤーに乗せるようにしてください。

ホッカイロ

2つ目は、ホッカイロです。ホッカイロに含まれる砂鉄が金属探知機に反応する場合があります。
背中やお腹に張ったまま探知機を通過するとエラーが出てしまいますので、寒いときはホッカイロは使わず、暖かい服装で空港に向かうようにしましょう。なお、オイル充填式携帯カイロは手荷物にも預け入れもできませんので持っていかないようにしましょう。

着脱が難しい装身具

3つ目としては、体に装着するものの中には、アクセサリーや上着のようにその場で外すことが難しいものに金属が含まれている場合が挙げられます。例えば金属を使ったウィッグを着用したまま通過する場合は、ゲートの前で検査官に伝えておきましょう。
また、手術などでボルトや金具が体内にある方も、必ず事前に伝えるようにしましょう。

まとめ

初めて保安検査場を通過するときに、と心配になることもあるかと思います。ここまで述べてきたような例に気をつけて、冷静に検査官の指示に従って対応すれば問題ありません。

特に連休時や飛行機の離陸が重なる時間など、手荷物検査はとても混み合います。時間と心にゆとりを持って通過できるよう、事前に手荷物をひとつひとつチェックしておき、保安検査場でもスムーズに通過できるようにしておきましょう。

 

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