オーストラリア旅行の持ち物どうする? 入国時の検査と注意点もチェック
オーストラリア旅行では、日本と季節が逆で一年中紫外線が強いことを考慮した服装選びが必要であるなど、気候や文化に応じて持ち物をそろえる必要があります。食料品や動植物を持ち込む場合は必ず申告しなければなりませんので、検査の注意点も紹介します。
荷物はなるべく軽くしたいところですが旅行の時間は限られていますから、現地で買い足す時間は極力減らしたいですよね。
パスポートや現金、クレジットカードは当然ながら、他にどのような持ち物をそろえておくとよいのでしょうか。オーストラリアの気候や文化を知ったうえで、しっかり準備しましょう。
オーストラリアは南半球にあるので、日本とは季節が逆。ただし、国土が広大なオーストラリアでは同じ季節でも寒暖の度合いや雨の降り方などが異なるので要注意です。
オーストラリアは朝晩の気温差が大きいので、年間を通して重ね着できるような服装が重宝します。行き先の最新の天気予報を確認して、服装を準備しましょう。
オーストラリアでは季節を問わず日差しがかなり強いので、紫外線対策グッズは必ず持って行ってください。肌トラブルを極力避けるため、日焼け止めは日本で使い慣れたものを持って行くのが安心。帽子やサングラスも必須です。
特に、エアーズロック登山を予定している方は薄手の長袖と長ズボンを用意しましょう。登山時には手袋があると便利。ハエも多いので、頭からかぶれるネットなどもあると助かります。
オーストラリアは世界一タバコが高く、喫煙者にとっては厳しい国でもあります。空港内や公共の建物の屋内、レストランなど、多くの場所が完全禁煙なので注意しましょう。
そのため、喫煙者は外でタバコを吸うことになります。ただし路上でのポイ捨てが見つかったら即罰金です。喫煙者は必ず携帯用灰皿を持って行ってください。
オーストラリアのホテルにはスリッパが備え付けられていない場合が多いので、携帯用スリッパが重宝します。
高級ホテルであっても、スリッパがついていない場合も。部屋でゆっくりくつろげるように、携帯用スリッパを持って行くことをおすすめします。
折り畳み傘も日本から持って行くと安心です。日本で売られている安くて丈夫な傘は、オーストラリアではなかなか探せません。
また、オーストラリアでは、日本のように緊急時にビニール傘を買う習慣がないため、購入するのが難しい場合もあります。余計な出費を抑えるためにも、折り畳み傘を1本入れておきましょう。
歯ブラシセットやカミソリは高級ホテルでも用意されていないケースが多いので持って行くのが無難。乾燥対策のために、日本で使い慣れたリップクリームや保湿クリームもあると安心です。
また、オーストラリアのホテルや公共エリアでは、無料のWi-Fi環境が整っていない場合が多いので、事前にWi-Fiルーターを予約しておくと便利です。
オーストラリアでは、厳しい検疫措置を実施して食品・動植物の持ち込みを制限しています。検疫で問題なければ返却されますが、問題が見つかった場合は熱処理などを行います。
処理できなかったり、申告者が検疫処理を希望しなかったりする場合は、返送、第三国へ転送、没収・破棄となり、その費用は申告者に請求されます。
オーストラリアに入国するときに、動植物、動植物でできた物品、特定の食品(例:乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、肉・肉製品等)を持っている場合は、入国カードの該当欄に印をつけて必ず申告してください。
万が一申告漏れや虚偽の申告をした場合は、罰金・罰則が科せられます。検疫対象であるか分からない場合は、検疫官に確認するのが確実です。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/05/01