バリ島の治安状況は? 危険なこと・注意することまとめ
バリ島の治安状況は、ひったくりやスリや置引などの窃盗や、悪質な物売りなどの後が絶たないなど、決して良いとは言えません。特に人が多く集まる観光地では、犯罪件数も増加傾向。やさしい人が多いのでつい気が緩みがちですが、事前にパターンを学んで、無用なトラブルに巻き込まれないようにしましょう。
バリ島の観光地では、バイクによるひったくりが頻繁に起きています。貴重品の扱いには気をつけて、バッグは路肩側か体の前に持つようにしましょう。
観光地で話しかけられたスキに、その仲間に財布などをすられるケースもあります。物売りの中にスリを行う者もいるので、買い物に夢中になり過ぎて不用心にならないように注意が必要です。
また、ビーチやプールで泳ぐ際には、荷物を目の届かないところに放置するのは、置引をしてくれと言うようなもの。グループならば誰か一人は荷物を見ていましょう。
ビーチにいる悪質な物売りは、三つ編みやマニキュア、マッサージなどのサービスを強引に売りつけようとします。勢いに負けて愛想笑いをしているだけでは相手の思うまま。要りもしないものまで押し売りされてしまいます。
優柔不断な態度は厳禁です。きっぱり要らないと意思表示しましょう。何かを買うにしても、納得してからお金を払うようにしましょう。
インドネシアでも麻薬の所持は重大な犯罪行為。違法な薬物の所持、使用は法律で禁じられており、外国人であっても重罪として、重い刑が課せられます。
旅先で開放的な気分になっていても、好奇心で手を出すことは絶対にしてはいけません。警察がおとり捜査を実施していることもありますので、怪しげな人には近づかないのが得策です。
観光地で日本語や英語で親しげに話しかけ、家でトランプゲームをやろうと持ちかけてくることがあります。これがカード賭博のいつものパターン。最初は勝ち続けるものの、最後は大負けして有り金全部巻き上げられてしまいます。被害に遭わないためには、家に呼ばれてもついて行かないようにしましょう。
クレジットカードの有無を最初に確認するのは、明らかなカモ探しのサイン。負けた分の回収をするためにクレジットカードで電化製品などを購入させるという手口ですが、負けた金額はしっかり払えと脅迫されるだけですので、絶対にのってはいけません。
カードを使う際にも注意が必要です。空港やショッピングモールのATMに細工をして、暗証番号を盗み取るという被害も報告されています。頭上や手元に不審物がないかよく確認のうえ操作しましょう。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/01