旅行前に知っておきたい! グアムの物価や滞在費の目安
アメリカドルが使われるグアムは、関税がかからないことでも有名です。日本からも近く、お得なブランドショッピングに最適です。一方で物価そのものは日本とあまり変わりませんが、フードコートやお得なバスを利用すれば旅費を抑えることができるでしょう。
グアムで使われている通貨はアメリカドルで、単位はドルとセントです。為替レートは日々変動しますが、一般的に円高になるほどお得に旅行ができます。
旅行で気になるのが物価ですね。安い海外旅行の代表選手のようなグアムですが、実は物価自体は日本とあまり変わりません。これは、島にある商品のほとんどがアメリカ本土から運ばれたもののため。価格そのものは、アメリカ本土に比べればやや高めと感じるでしょう。
グアムのお金の話でもっとも特徴的なのは、関税や消費税や合衆国税などが一切かからないことです。そのため同じアメリカでもハワイなどと比べると、お買い物がお得に感じられます。
注意点としては、売上税(GRT)の扱いが店舗によってマチマチであること。売上税は徴収方法が業者に任されているため、レシートを見たときに「あれ?」と思うかもしれません。
またホテル税は11パーセントです。あわせて、グアムではチップが一般的であることも注意しましょう。それでも全般的に見てみれば、グアムの物価は日本と同じくらいか少し高い程度でしょう。
関税などが一切かからないことの恩恵をもっとも強く感じられるのが、ブランド品でしょう。実際グアムには、ブランドの正規品を購入できる免税店が数多くあります。
代表的なものはショッピングモールの、Tギャラリア グアム by DFS、ザ・プラザ、グアム・プレミア・アウトレットなどです。ブランドによっては定期的にセールも開催されるので、免税と合わせればお得感は倍増です。またTギャラリアは円からドルへの両替もお得と言われるので、買い物しない場合でも足を運んではいかがでしょう。
旅行の滞在費を大きく左右するのが食費です。高級レストランなどの場合、ランチで10~15ドル、ディナーで40~50ドルは用意したほうが良いでしょう。
安く済ませたいとお考えの方は、ショッピングモールなどにあるフードコートへ行きましょう。1食10ドルもあればドリンク代も含めて十分に食べられます。現地料理にチャレンジするなら市場の屋台もおすすめです。串焼き1ドル、プレート5ドルから伝統のチャモロ料理を堪能できます。
サービスが充実しているレストランでは、チップを忘れずに渡しましょう。目安は飲食代の10~15%、伝票にチップ代を記入してまとめて支払ってもOKです。ファストフード店や伝票にサービスチャージを明記しているお店では、チップは不要です。
島内の移動手段は、シャトルバスやタクシーが一般的です。グアムではラムラムバスという赤いバスがとても有名で、ショッピングから観光までこのバスだけでほとんど済んでしまいます。1回乗車券は4ドル、1日乗り放題で12ドル、その他観光地へのお得な乗車券が販売されています。
グアムのタクシーは、ホテルやレストランで呼んでもらうのが一般的です。基本料金2.40ドル+最初の1マイル(約1.8キロ)までが4ドル、これに走行距離、待ち時間、荷物代(大型の荷物で運転手の手助けが必要なもの)などの料金がかかります。チップはメーター料金の15%程度が目安。その他、行き先ごとの定額タクシーも利用できます。
レンタカーは比較的安く感じられるので、費用を抑えたい学生旅行に人気です。1日25ドルと言ったものも用意されています。ただし、万が一のことを考えフルサポート保険を付けるほうが安心です。
グアムで楽しむアクティビティは、日本に比べれば高額に感じるでしょう。誰でも簡単に水中散歩が楽しめるシーウォークは30ドル前後から、イルカを観察できるクルーズは50ドル前後から用意されます。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/05/02