自然の神秘!パラオのロングビーチの魅力とは
パラオの「ロングビーチ」は、潮の満ち引きでできる奇跡のビーチ。その美しさは折り紙つきで、CFやグラビア写真などでよくお目にかかります。タイミングが合えば、自然が生み出すすばらしい恵みを堪能できるでしょう。
日本語が通じやすいハワイやグアムは、日本人にとってポピュラーな観光地となっています。しかし、太平洋のミクロネシア地域の島々から成り立っているパラオも、ハワイやグアムに劣らない観光スポット。
2012年には455もの島を擁する「ロックアイランド」が世界遺産に登録されています。今回はロックアイランドの中でもトップレベルの人気スポット、「ロングビーチ」について紹介していきます。
オモカン島は、ロックアイランドの中心部「マカラカル島」の南に位置する島です。この島の「ロングビーチ」は、潮が引くと現れる非常に長い砂浜のこと。
この潮の満ち引きは1日に2回ほど起こりますが、満ち引きの時間帯は日によって変わり、潮の引く度合いも毎日違います。そのため、タイミングが悪ければ長い砂浜が現れない可能性もあるのです。
ですから、このビーチに出合うには時間を計ることが大切。太陽の位置がもっとも高い時間帯、お昼時がベストタイミングなので、ランチの時間、特に休日はたくさんの人でにぎわいます。世界遺産といってもレジャー用のトイレ・シャワーなど施設も整っているんですよ。
パラオで最も中心的な地域、コロールからオモカン島のロングビーチへは、船で行く必要があります。パラオは多くの島々から成り立っている国。別の島へ行くとなると基本的に船や小型の飛行機などを使うことになります。ツアーで行くのが一般的で、船で40分ほどかかります。
ロングビーチは、潮の満ち引きで現れる独特な長い砂浜という理由から、写真撮影やCMの撮影などにもよく利用されているスポットです。
すでに述べたように、毎回その美しい姿を見せてくれるわけではありません。延々と続く美しいビーチを見られた方は、ある意味幸運といえるのです。映画やCMのワンシーンのような景色を撮ることができますので、記念写真を撮るのを忘れないようにしましょう。
パラオの見どころはロングビーチだけではありません。美肌効果のある白い泥が、海を乳白色に染める「ミルキーウェイ」や、ダイバーたちに人気の深い海が広がっている「ブルーコーナー」など、海が好きな人にはうってつけの観光スポットがたくさんあります。
※本記事は2016年11月時点の情報です
更新日:2025/08/03