パラオ旅行

【パラオ旅行】治安は大丈夫? 出発前に知っておきたいこと

パラオは全体的に治安が良い国であるとされており、日中なら安全な国です。ただし夜中には泥酔した人などがトラブルを起こす危険性があるため、夜中のひとり歩きは避けましょう。現地の人は親日家が多く日本語が通じるところもあります。

パラオは本当に安全か?

常夏の国・パラオは日本を抜け出して遊びに行きたい場所のひとつです。しかし気になるのは現地の治安の状況。パラオの治安はいいのか、街を歩いていても安全なのかなど、パラオの治安事情について見ていきます。

パラオの治安は良い!ただし節度のある行動を

日中はビーチでのんびり

パラオの治安は全体的に良い方だといわれています。2013年に新政権が発足した当時こそ混乱が危惧されていましたが、それから現在に至るまで治安は安定している状況です。

とはいえ手放しで安全といえるわけでもなく、お酒で泥酔した人や薬物中毒者などが事件を起こすケースやカギのかけ忘れによる家屋侵入、放火や現地人同士の殺傷事件など、完全に平和というわけでもないのです。

ちょっとした油断がトラブルへの入り口になることもあるでしょう。旅行中の過ごし方、特に人気の少ない場所や夜間での行動には注意が必要です。

深夜2時(18歳未満は深夜0時)から外出禁止

パラオの法律でコロール・アラカベサン・マラカルの各島で、深夜2時(18歳未満は深夜0時)から朝6時までは外出が禁止となっています。外国人だからといってパラオの法律が該当しないというわけではなく、この時間に出歩いていると警察に拘束されることもあります。

親日家が多いパラオ

パラオはかつて第1次世界大戦以降、第2次世界大戦終結までの間、に日本の統治下に置かれていたこともあり、日本とはなじみの深い国です。そのため、パラオの人は全体的に日本に関して好意的な親日家が多いことでも知られています。

また日本統治時代に移住した日本人から家系を受け継いだ日系人も多く、現地の人も含めて日本語を話せる人も年配者に多くいるのです。街中やお店などで日本語が通じることもあり。現地語の中には日本語がそのまま定着した言葉も。

油断は禁物!

パラオ人に親日家が多いとはいえ、トラブルや犯罪の局面に立ったとき、うまく免れられるという甘い考えは持たないほうがよいでしょう。そもそも観光国でもあるパラオには、パラオ人のみならずさまざまな国の人がいます。

違う文化や価値観を持つ人間同士が、常に善意で相手を見るわけではないということを念頭においておくことです。誰に対しても礼儀は尽くし、気を緩めず常に最悪のケースを想定して動くようにしましょう。

ビーチ観光時の貴重品の扱いについて

パラオ観光

市街地での観光ならまだしも、例えば「ビーチに出掛けるのに多少現金がないと不安、でも置引が心配……」という人は多いようです。

ですが実際問題、パラオの海に現金は必要ありません。オプショナルツアーには昼食つきというケースが多く、またマリンアクティビティや自然遺産観光はコロールから無人島への移動がつきもの、お金を使うような場所がほとんどないからです。

そこで現金やパスポートはホテルのセキュリティーボックスに預けておくのが無難、「ちょっとでもお店を見つけたら入ってみるのが楽しみ」という人は、防水ケースや防水バッグに「なくしても後悔しない分だけ」お金を入れて肌身離さずもっておくとよいでしょう。

治安はいいけれど夜には要注意

夜道を出歩くのは控えましょう

やはり夜には多くの危険が潜んでいます。前述のように泥酔した人や薬物中毒者などが起こすトラブルも多く、夜中にひとりで街を歩くのはやはり危険です。

どうしても夜に外出するときは車を使うようにします。ただしタクシーには料金メーターがついていないため、料金については事前交渉があたりまえ。女性に関してはタクシーでも夜中にひとりで利用するのは避けた方が賢明です。

パラオの治安は比較的良い方で、現地の人たちも日本人に好意的なため、安全面では他国より安心できる面もあります。ですがそれに慢心せず、自身の行動に責任を持つことが大切です。

※本記事は2016年11月時点の情報です

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更新日:2025/05/01

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