まるでファンタジー!パラオのジェリーフィッシュレイク
パラオの「ジェリーフィッシュレイク」には、多いときで数百万匹ものクラゲが生息しています。クラゲは触手が退化して毒がほとんどなく、刺される心配がありません。安心してシュノーケリングを楽しむことができ、クラゲと一緒に水中写真を撮ることも可能です。
パラオでの楽しみのひとつといえばマリンスポーツ。中でもシュノーケリングは気軽に参加できて人気のアクティビティです。そこで今回は、シュノーケリングで高い評価を集めている、「ジェリーフィッシュレイク」のツアーについてご紹介します。
「ジェリーフィッシュレイク」は、外海とつながる塩湖。湖にはタコクラゲに近い「ゴールデンジェリーフィッシュ」と「ミズクラゲ」の2種類が生息しています。
オレンジ色に輝くゴールデンジェリーフィッシュは、外敵から隔てられた環境に長く生息していたため、触手が退化して毒をほとんど持っていません。刺される心配がなく触れても問題ありませんので、安心してシュノーケリングが楽しめますね。
ジェリーフィッシュレイクでは、クラゲがたくさんいるところまで泳いで移動します。湖の中のクラゲは多いときには数百万匹もいるとされ、水の中はまさにクラゲだらけ。数ミリからソフトボールほどあるものまで大きさもいろいろです。
丸くてかわいらしいクラゲがプカプカ浮かぶ光景は、映画『崖の上のポニョ』のモデルになったともいわれています。シュノーケリングをしながら水中カメラでクラゲと記念写真を撮るのもおすすめですよ。
ジェリーフィッシュレイクに行くにはツアーに参加するのが手軽。ツアーはカヤック体験やクルージングなどと組み合わせて開催されるのが一般的です。
近年は気候変動の影響を受けてクラゲの数が少なくなることがあり、ジェリーフィッシュレイクでのツアーが開催されないことも。事前にツアー会社に問い合わせておくとよいでしょう。
アクセスはコロール島からボートに乗船し、マカラカル島に着いたら、生態系保全のため体や足を海水で洗います。船着き場からジェリーフィッシュレイクまでは徒歩15分ほど。山道をロープ伝いに歩くこともありますので、かかとが固定できるサンダルがあると安心です。
大小さまざまなクラゲに囲まれる幻想的な光景は、ジェリーフィッシュレイクのシュノーケリングならでは。コロール島から比較的短時間でアクセスできるので、気軽に参加できます。
※本記事の内容は、2016年11月時点の情報です。
更新日:2025/05/01