台北で食す雲南料理が絶品!老舗レストラン人和園雲南菜で心ゆくまで味わって
四川料理の一種の雲南料理は唐辛子やきのこ類を多用し、その味わいはあっさりとしています。人和園雲南菜で人気があるのは過橋麺、鶏油碗豆、牛肝菌春捲です。牛肝菌とは世界三大きのこのポルチーニ茸のことです。
台湾ではさまざまな土地の料理を出す店がありますが、雲南料理もその中の一つ。中国・雲南で発展したこの料理は、その土地に根付く香辛料や食材をふんだんに使った、独特の味わいが魅力です。雲南料理専門店の人和園雲南菜では、本場雲南省で修業したシェフが伝統料理に新作メニューにと、毎日腕をふるっています。これが、さっぱりとしていて、日本人好みの味わいと人気を集めています。
中国料理といえば北京料理・四川料理あたりは日本でもたくさんお店を見かけますが、そうした中でなかなか聞き慣れない雲南料理。実は、四川料理の一種に属するお料理です。唐辛子を多く使うことと、ポルチーニやマツタケといったきのこ類を使うのが特徴。地理的に東南アジアが近いため、その影響を受け一般的な中華料理よりも油分が少なく、その分あっさりとした仕上がりとなっています。
そんな雲南料理を手ごろな価格で味わえるのが、50年近い歴史を有する老舗レストランの『人和園雲南菜』です。中国風の落ち着いた雰囲気の店内にはいつもお客さんがいっぱい。人気店なので、食事時には待つことも覚悟しましょう。
ここでまず注文したいのは店の名物でもある「過橋麺」です。スープ、綿、肉、野菜と湯葉が別々のお皿に乗って運ばれてきます。どうやって食べたら良いか迷ってしまいますが、店員さんがお世話してくれるのでご安心を。アツアツのスープでお肉を煮るようにして、そのあとに麺、具と入れていけば完成です。
見た目はまさに「グリーンピース」なので苦手な人は二の足を踏んでしまうかもしれませんが、鶏油碗豆は多くのファンがいると言われています。えりすぐられたグリーンピースがプチプチと口内ではじける食感がたまりません。一年中頼めますが、特においしい旬の時期は12月末から2月です。
牛肝菌春捲は雲南産のポルチーニ茸を使った春巻きのことです。春巻きの中に封じ込められて揚げたポルチーニ茸の風味は濃厚で何とも言えません。トリュフやマツタケと並ぶ世界三大きのこのポルチーニ茸がお手頃でいただけるとあって、お店でもとりわけ人気のメニューです。
店内のメニューには写真付きで料理が紹介されていて、日本語表記もあるので食べたい料理を見付けるのも簡単です。後ろのページにはおすすめメニューもあるので参考にしましょう。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/01