台北の梅子餐庁で台湾料理はいかが? 老舗の魅力とおすすめ料理はコレ
台北で台湾料理を楽しむなら、日本人も気軽に足を運びやすいと評判の「梅子餐庁」はいかがでしょうか。日本人好みに味付けされたものが多く、担仔麺や名物の蟹おこわ、アワビやホタテなどをじっくり煮込んだ佛跳牆は特におすすめです。澎湖島直送の、新鮮な海産物を使った料理もありますよ。
梅子餐庁は、1965年に創業した老舗台湾料理店です。お店は3階建てで、1階が台湾料理店、2階が台湾風海鮮料理店、3階がグループ用個室席になっています。
インテリアは階ごとに異なるものの、明るくて、くつろぎやすい空間になっているのも魅力的。訪れた有名人の写真がずらりと並ぶ様子からも、人気の高さがうかがえます。
今回ご紹介する「梅子餐庁」は、MRT中山駅から徒歩約10分、林森北路にあります。
以前は同じ名前のお店が南京東路にもあったため、「支店もあるの?」と思う方もいたそうですが、梅子餐庁に支店はないのでご注意を。ちなみに、南京東路にあったお店は、2016年4月に「春梅子餐庁」に店名を変更しています。
梅子餐庁は、老舗の台湾料理店として知られていますが、日本の有名人もよく梅子餐庁を訪れるのだそう。写真付きの日本語メニューや日本語が分かるスタッフもいるので、安心ですね。
梅子餐庁の料理は、ツアーや観光で訪れる日本人の好みに合うように、全体的にあっさりした味つけになっています。そのため、初めて台湾を訪れた方でも親しみやすい味の台湾料理を楽しむことができると評判です。
そのなかでも特に人気がある料理をご紹介しましょう。
台南生まれの肉みそがのった麺・担仔麺は、店内にある屋台のようなカウンターでつくられます。おいしそうな香りを漂わせながらグツグツ煮込まれている魯肉(コマ豚肉の煮込み)が食欲をそそります。小碗によそって運ばれてくるので、〆にいただきたい一品です。
澎湖産の新鮮なメス蟹を豪快にのせた蟹おこわは、梅子餐庁の看板メニュー。見た目からしてぜいたくな逸品で、かにみそや身をおこわに絡めていただけば、至福のひとときを味わえるでしょう。
一般的に高いといわれる蟹おこわですが、梅子餐庁では比較的リーズナブルに味わえます。人数にあわせて蟹を選んでくれるのもありがたいですね。
お店イチ押しの宮廷料理。アワビやホタテ、鶏肉、さといもなど、たくさんの具材をじっくりと煮込んだ高級スープです。料理名には「あまりのおいしさで修行僧でさえお寺の塀を飛び越えてやってくるほど」という意味があるのだそうですよ。
梅子餐庁では、毎日生きたままの状態で澎湖島から海産物を空輸。お店に到着した海産物は、2階の海鮮料理店の陳列コーナーにずらりと並びます。
食べたいものを選んで、好みの方法で料理してもらうことも可能です。海鮮料理を堪能したい方は、コース料理を注文するのもおすすめです。
※本記事は2017年7月時点の情報です
更新日:2025/05/04