海外旅行の楽しみのひとつが、ショッピングです。
日本では手に入らないものが現地の価格で手に入るだけでもかなりお得ですが、免税になるともっと安く買うことができます。
海外の観光客専門の免税店や、空港内の免税店はとても便利。しかし免税対象には上限があり、日本に持ち込む際に課税対象になる場合などもありますので注意が必要です。
海外で買って日本に持ち帰る際、免税範囲を超えてしまうと課税対象となります。無計画に買い物をしてしまうと思わぬ出費となる可能性が…。
まず免税範囲を知ったうえで買い物をすると、日本に持ち帰るときに支払う関税などの心配もありません。どのようにして情報を得られるのでしょうか。
海外旅行に行く前に、日本に免税で持ち込めるものを調べておきましょう。情報は変化していることが多いので、古い情報ではなく出発直前に調べたものを基準にします。
日本へ持ち帰るものの免税範囲は、税関のサイトで調べることができます。
▼海外旅行者の免税範囲
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm
EU加盟諸国などでは付加価値税が付け加えられた値段になっており、申請することで免税となりお金が戻ってくる場合もあります。
免税手続きには買い物の際に免税書類をもらっておく必要があります。必要最低払戻額が国によって違うので、事前に付加価値税率、必要最低払い戻し購入額、払い戻し率を調べておきましょう。
免税店はすでに免税の価格で購入できるため面倒な手続きがいりません。空港では待ち時間などを利用して、ショッピングをするとよいでしょう。
高級ブランド品のみではなく、その土地でしか買えない名産品などを売るお店などもあります。
空港内には免税店がたくさんあり、旅行中に買い忘れてしまったお土産なども、体裁の良いものが売られています。ブランド品の品揃えもよく、人気の商品なども揃えてあります。
買い物の際にすでに免税価格ですので、面倒な手続きもないうえ、店が開いている時間が長いというのもとても便利です。
市内の一般的な店は店の営業時間が意外と短く、休日などは閉まっていることも良くありますが、空港内では年中無休で買い物をすることができます。
空港ではますチェックインし、セキュリティチェック後免税店を利用。買い物の際には、パスポートと搭乗券が必要です。
免税店でも免税プラスお買い得コーナーのようなものもあり、香水など特別に割引されている時がよくあります。
街のお店で、TAX FREE のマークがあるお店では、免税書類をもらうことができます。パスポートを見せて海外からの旅行者であるという証明をしましょう。
観光シーズンなどは長い列を作っていることもあるので、時間に余裕をもって空港に行くようにしてください。
出国税関のキャッシュリファンドカウンターで、免税書類と購入商品を提示してスタンプを押してもらいます。現地でも換金することが可能です。購入商品を提示しますので、荷物を預ける前にしておきます。
日本の空港のリファンドカウンターでは、パスポートとスタンプを押したリファンドチェックを提示し直接日本円でお金を受け取ることが可能。
カウンターの営業時間外の時は免税のスタンプをもらった書類に、振り込みまたは、小切手を選び、専用封筒に入れます。空港にある専用ポストに投函または郵送すると、後日振り込まれるか小切手が送られてくるというシステム。小切手の場合は換金に手数料がいります。