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海外旅行で病気になったとき!すぐに使える英会話フレーズまとめ

海外旅行で病気になった時の英会話

決められた日程の中で動く海外旅行中は、体調の変化に気が付いても無理して予定を強行してしまいがち。また慌ただしい中、気が付いたらかなり悪化してしまっていた、ということもあります。
病気になってしまったら、スケジュールを中断させる勇気と、時には薬局や病院に足を運ぶ必要が出てくることもあります。そんな時に、覚えておくと便利なフレーズをご紹介します。

こちらから状況などを伝える

まずは薬局や病院で症状を説明したり、薬を処方してもらったりする際に使えるフレーズです。こちらからしっかりと病状などを伝えましょう。

症状をこちらが伝える

手持ちの薬がなく、現地の薬局で薬を調達したいとき、また、病院で医師に病状を説明するとき、haveを使うことでだいたいの状況を伝えることができます。

「Do you have any cold medicine?(風邪薬はありますか)」
「I have diarrhea.(下痢をしています)」
「I have a headache.(頭が痛いです)」

など、have+症状の形で使います。

「I have an allergy to medicine/eggs.(薬の/卵の アレルギーがあります)」
「I have asthma.(ぜんそくを持っています)」

のように、普段の状態を伝えることもできます。

また否定形は、「I don’t have any appetite.(食欲がないです)」といえば伝わります。

「Do you have any pain killers?(痛み止めはありますか)」

のように薬に関する名詞を持ってくることで、欲しい薬を直接伝えることもできます。

また、hurtも痛みを伝えることができる表現です。

「My ears hurt.(耳が痛いです)」
「My throat hurts.(のどが痛いです)」

などのように、痛い箇所+痛むという表現で伝えるとわかりやすいですね。

気分を伝える場合は、

「I feel sick.(気持ちが悪いです)」
「I feel nauseous.(吐き気がします)」

のように、feelを使うと効果的です。

また、今の状態を伝える表現として、

「I’m having my period.(生理中です)」
「I’m pregnant.(妊娠中です)」

という具合に、事前に伝える必要があることは表現を覚えておくと良いでしょう。

薬の飲み方について

処方された薬の飲み方を確認するときには、

「How many of these should I take per day?(一日何錠飲みますか)」

と尋ねます。また副作用など確認する必要のある時は、
「Does this medication have any side effects?(この薬に副作用はありますか)」

などと聞くとよいでしょう。

相手の言っていることを聞き取る

また自分で病気などの症状を伝える以外にも、相手が言っていることを聞き取らなければならないシチュエーションもあります。
薬剤師や病院の受付、医師が症状を確認してくる際のよくある表現としては、以下のようなものがあります。

「What are your symptoms? (どのような症状ですか)」
「Do you have any pain? (痛みはありますか)」
「Since when do you have the pain? (いつから痛いのですか)」
「When did the pain start? (痛みはいつ始まったのですか)」

うまく聞き取れない場合は遠慮なく聞き返して、しっかりと意図を伝えましょう。どうしても理解できない場合は以下のような表現で伝えます。

「Would you say that again?(もう一度お願いします)」
「Slow down please(ゆっくりお願いします)」

よく確認される表現

医師などが確認してくる内容としては以下の様なものがあります。

「Are you pregnant? (妊娠をしていますか)」
「What is your blood type? (血液型は何ですか)」
「Do you take any pills regularly? (普段飲んでいる薬はありますか)」

合わない薬などがある場合もありますので、こちらはしっかりと確認しておきましょう。また服用に関して

「This medicine should be taken within thirty minutes of a meal.(この薬は食後30分以内に服用してください)」

などと説明もあります。飲むタイミングと、回数だけでも聞き取ることができれば、おおよそつかめますね。

病院に行く

病気やけがが重い場合は、実際に病院に行く必要があります。病院で診察を受ける際に使えるフレーズは以下のとおりです。

救急車を呼ぶ・病院の受付など

救急車を呼んだり、医者を呼んだりする際には以下のような表現を使ってみましょう。

「Please call an ambulance.(救急車を呼んでください)」
「Could you please get me a doctor?(お医者さんを呼んでいただけますか?)」

また、病院で救急窓口へ急ぎたいときは以下のように言います。

「An emergency case please.(急患でかかりたいです)」
ただし、地元の人が多い病院では英語も通じない場合もありますので、現地語のガイドブックなどを持っていくことも大事です。

大きい病院や日本人の多い地域では以下のように伝えてみましょう。

「Is there anyone who can speak Japanese?(日本語がわかる方は居ますか)」
「Is there doctor who speaks English?(英語を話せる医者は居ますか)」

受付で相手の言っていることを聞き取る

病院の受付での一般的な問いかけは、以下の様なものがあります。

「Is this your first visit to this hospital ?(この病院は初めてですか?)」
「Please fill out this medical history form.(こちらの問診票に記入してください」
「Please wait here till you are called(お呼びするまでこちらでお待ちください)」

ジェスチャーや目線などでも理解できますので、落ち着いて単語を聞き取ってください。

医師の言うことを聞き取る

診察時の一般的な医師の表現としては、以下の様なものがあります。

「Let me check your temperature. (体温を測りましょう)」
「Take off your shirt.(シャツを脱いでください)」
「Lie down here. (ここに横になってください)」

こちらも、ジェスチャーなど含めて聞いていれば、なんとなくわかります。必要に応じて、レントゲンや注射を促されることもあります。

「Let me take an X-ray of your chest. (胸のレントゲンを撮りましょう)」
「I’ll give you a shot (injection). (注射をしますよ)」

また症状が重い場合は、以下のような表現を耳にすることもあります。

「You need to be hospitalized.(入院する必要があります)」
「You need to take a rest. (安静にしている必要があります)」
「You need an operation imediately. (すぐに手術が必要です)」

海外では、日本の常識とは異なり注射も入院も手術もかなり高額になることが多いです。手続きも複雑になってくるので注意しましょう。

診察で医師に伝える

診察が終わって一段落しても、今後の旅行を続けていく上で、確認しておきたい内容もあるでしょう。
以下のような表現を覚えて、無事にスケジュールを遂行できるように聞いておきましょう。

「Is it all right for me to fly?(飛行機に乗っても大丈夫ですか?)」
「Can I continue my trip? (旅行を続けてもいいですか)」
「How long will it take until I recover? (治るまでにどのくらいかかりますか)」

相手に伝える

最後に、保険に提出するなど必要な手続きも出てきます。

「Could I have a medical certificate?(診断書を書いてください)」

と述べることで、保険を支払ってもらう上での手続きに備えましょう。
また支払いについて、現金よりカードで可能かを聞く必要があります。

「Can I pay by credit card?(クレジットカードで支払いできますか?)」

おわりに

海外で体調をくずしたり、病気になってしまったりしたら、まずは薬を飲んで症状を軽度で抑えられる場合もたくさんあります。

また、万が一病院にかかってしまった場合も、ご自身が加入している健康保険で還付を受けられることも。出発前に下調べしておくといいでしょう。

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