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海外旅行にお酒を持っていきたい!持ち物にお酒を追加する時の注意点

海外でも、日本のお酒は人気です

海外の人に日本のお酒をお土産として渡しますと、その珍しさから大変喜ばれます。
しかし、「お酒をどうやって海外まで運んだらいいのかわからない…」「瓶に入っているお酒は、割れてしまうのではないか…」と心配になる人が多いはず。
今回はそんな人のために、海外旅行時にお酒を持って行くときの注意点をまとめてみました。

機内持ち込みのルール

お酒を機内に持ち込む場合、小売り販売されている容器に収納されていることが条件。しかし国際線の飛行機では、機内持ち込み手荷物として持っていける液体の用量が制限されています。

液体を機内に持ち込む場合、100ml以下の容器に液体を入れて、20cm×20cm以内のジッパー付き透明プラスチック袋にまとめて入れるというものですが、このルールではほとんどのお酒は海外旅行の持ち物にできない事になりますね。

しかし、実際には海外旅行でお酒を持っていく事は可能です。もう少し詳しく見ておきましょう。

買ったお酒を別の容器に移し替えるのはNG

前述のようにお酒は小売り販売されている容器に入っていることが条件ですので、別の容器に入れ替えて持ち込むことはできません。
実質、機内へ持ち込めるお酒はウイスキーやリキュールなどの小さなボトル位しかありません。
また機内にお酒を持ち込めたとしても、持ち込んだお酒を機内で飲むことが禁止されている航空会社は多いです。この点はキャリアによってまちまちですので、実際に使用するキャリアに確認するのがよいでしょう。

そして、アルコール度数が70%を超えるものは、持ち込み・預け入れともに不可能となっています。あまりに度数が高いウオッカなどは諦めましょう。

保安検査の前にお酒を買わない

お酒は重量がありますので、荷物になるから空港で買おうと考える人は多いと思います。
しかし、もし保安検査前のお店で購入したのであれば、100ml以下の容器に入ったお酒を除いて機内へは持ち込めません。

保安検査後の店で購入したお酒は、預け入れ荷物に入れることができないので手荷物として機内へ持ち込むことができますが、目的地まで乗継便なのかによっての場合は注意が必要です。

乗継便だとお酒を没収される可能性がある

目的地まで直行便なら何も心配することはありませんが、乗継便の場合は乗継先の保安検査場でお酒を没収されてしまいます。そのため、乗継便を利用する場合は最後の乗継地でお酒を買うようにしましょう。

お酒を持ち込む方法

預け入れ荷物に入れよう

お酒を海外に持って行くなら、液体持ち込み制限がない預け入れ荷物に入れるのがベストです。そのとき最も心配なのは、ボトルが割れないかという事でしょう。もしスーツケースの中で割れてしまったら、一緒に入れていたものまでお酒まみれになってしまい、悲惨な状態になります。そうならないためにも、お酒をビニール袋で何重にも重ねて包み、さらにタオルや緩衝材で衝撃を吸収できるよう、慎重に荷造りしましょう。

お酒の免税枠について

お酒を海外に持ち込む場合、多くの場合は免税で持ち込める量が定められています。
決められた量を超えた場合は、税金を払うことになります。
国によって免税範囲は異なりますので、渡航前に必ずチェックしておきましょう。

まとめ

手荷物としてお酒を持ち込む場合には細かいルールがたくさんあります。ですので、お酒を渡航先に持ち込む場合、預け入れ荷物にすることがベストです。
その場合、スーツケース内でお酒が割れないように頑丈な荷造りが必要です。緩衝材で巻いたり、衣類の間に入れたり工夫をしましょう。

また、海外旅行先の国によってお酒の免税範囲は異なります。「日本で買ったほうが安いと思っていたのに、税金を払ったら高くなってしまった。」という事が無いように渡航先の免税範囲も確認しておきましょう。

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