ホテルライフも大切！海外旅行のホテルの選び方

アクティブに観光を楽しんだり、のんびりカフェで過ごしたり、旅のスタイルは人それぞれ。旅行の目的に合わせて、宿泊先のホテルを選べる点も旅の面白さのひとつです。そこで今回は、日本ではあまり見かけることのない宿泊施設をご紹介します。

ホテルの種類

海外における宿泊施設の種類はさまざまです。都市部にあるラグジュアリーなホテルや複合型のホテル、中長期滞在型のホテルなど、旅行のスタイルによって選ぶことができますが、日本ではあまり見かけることのないホステルやモーテルに泊まって、現地の雰囲気を満喫するのも海外ならでは。
まずは、海外で見かける機会が多いホテルについて簡単にご説明します。
 

ホステル・ゲストハウス

基本的に相部屋で、低価格で宿泊可能。男女混合の部屋がある場合と、同性同士の部屋が用意されている場合があります。キッチンや食堂があって自炊ができ、朝食用に自由に食べられるパンやシリアルなどが用意されていることが多いです。
宿泊料金の安さに惹かれて利用するバックパッカーが多いですので、さまざまな国の人と交流できます。

モーテル

基本的には日本のビジネスホテルのイメージに近いです。自動車（Motor）とホテル（Hotel）を組み合わせた言葉で、客室の前に車を止められるのが特徴。車を使って移動する人向けのホテルで、郊外の幹線道路沿いで多く見かけます。

B&B（Bed & Breakfast）

1泊朝食付きのホテルです。比較的小規模な施設が多く、低価格で宿泊できるのも魅力のひとつ。日本で例えるならば、夕食のついていないペンションに近いかもしれません。

ホテルの選び方とポイント

たくさんの宿泊施設がある中で、何を判断基準にして宿泊先を選定すればいいのか悩む場合もあるかもしれません。まずは旅行の目的や、宿泊するにあたり譲れないポイントについて考えてみましょう。
 

優先事項を考える

街歩きがメインなら中心部のホテル、夜遅くに移動するなら駅から近いホテル、コストを抑えるなら多少不便でも宿泊費の安いホテルを選ぶなど、これだけでもざっくり絞れるはず。そこから食事の有無や値段、口コミなどを参考に比較しましょう。加えて、以下のポイントを知っておきますと、ホテル選びに失敗する確率が低くなります。

格付けに世界共通基準はない

ホテル検索サイトや口コミサイトに表示されるホテルランクの星は、判定基準が国や組織によって異なります。そのため、あるサイトでは3つ星認定されているホテルも、違うサイトでは5つ星とみなされていることも。
サイトの評価に重きを置いて宿泊しますと、期待通りのサービスが受けられず、せっかくの旅行なのに興ざめする可能性もあります。宿泊先の設備や雰囲気など、希望にあわせて細かくチェックするようにしましょう。

徒歩10分は意外と遠い

観光を十分に楽しみたいという理由から、街の中心部から徒歩10分ほどのエリアで宿泊先を探す人もいますよね。しかし、土地勘がない街を重い荷物を持って歩きますと、実際の距離よりも遠く感じるものです。街の中心部から少し離れていても、バス1本で到着できるなど、交通アクセスがよいホテルを選ぶのもおすすめです。

ベッドの数は要確認

海外でトリプルルームを予約しますと、ダブルベッドとシングルベッドが1台ずつしかないことも。ダブル、トリプルとはベッドの数を表記しているのではなく、1部屋に宿泊できる人数を意味しています。

日本では1人1台ベッドが割り当てられる「ツインルーム」がありますが、海外ではツインではなくダブルと表現することがほとんどなので注意が必要です。ホテルを予約する際は、ベッドの台数も確認するように心がけましょう。

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