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持ちこみOK?海外旅行にナイフを持っていくときの注意点まとめ

海外旅行にナイフを持っていくときの注意点

異国の地では、市場やスーパーで買った果物やパンなどを食べるとき、アーミーナイフなどの機能性ナイフや果物ナイフがあると大助かりです。しかし、出国時には空港で必ず荷物検査をしなくてはなりません。ナイフはどのように海外旅行に持って行けばよいのでしょう。今回は海外旅行にナイフを持っていくメリットと、安全にナイフを持っていくためのポイントをご紹介します。

なぜナイフを持っていくと便利なのか

日本ではプルオープンの缶詰やスクリューキャップのワイン、一口サイズに切られた果物がスーパーなどで販売されていますが、海外ではそのような商品が取り扱われていない場合があります。せっかく市場で果物を購入しても、ナイフが無ければ食べられないものもあり、そんなときにナイフは非常に便利です。

また、プルオープンではない缶詰も、アーミーナイフや十徳ナイフに付属されている缶切りを使えば開けられます。アーミーナイフや十徳ナイフにはワインオープナー付きのものもあるので、現地で買ったワインを楽しむことが可能です。

ほかにも、現地で購入した服のタグを切るときなど、ナイフを持参しておくと旅行中のあらゆる不便を解消できます。

ナイフは機内持ち込み禁止

飛行機の機内にはナイフを持ち込めません。もしナイフ持ったまま保安検査を受けてしまうと、その場で廃棄するか、預け荷物用のカウンターに戻りナイフを預けるか選択を迫られます。

また果物ナイフのほか、折り畳み式の十徳ナイフやアーミーナイフなども、通常のナイフと同様に機内への持ち込みは禁止されています。刃物類は刃体の長さに関わらず、すべて機内持ち込みはできないため、キャリーケースなどの中に入れて預け荷物として旅行先に持っていくようにしましょう。

ナイフの機内持ち込みは違法

ナイフの機内持ち込みは法律で禁じられており、万が一違反した場合は50万以下の罰金が科せられます。特にサイズが小さくコンパクトに刃をまとめられるアーミーナイフなどはポケットに入れたり、キーホルダーにつけたりしたまま気づかない可能性もあるので、手荷物検査の際は注意が必要です。

ナイフを預ける時の注意点

ナイフは預け荷物として、海外旅行に持ち運べます。その際、ナイフをむき出しでキャリーケースの中に入れないよう注意しましょう。キャリーケースを開けた際にけがをする恐れがあるだけでなく、ナイフの周りにある他の荷物を傷つけてしまうかもしれません。

ナイフをキャリーケースにしまう際は、必ず梱包しましょう。例えば、ナイフに厚めのタオルを巻き付けてガムテープで固定したり、ナイフのサイズに合わせた段ボールで包みガムテープを貼ったりすることがおすすめです。

注意しておきたいのは、ガラス製品を梱包するときのようにチラシや新聞紙で包まないこと。ナイフの刃が紙を突き破ってしまい事故につながる可能性があるので、ナイフの梱包には必ず段ボールや分厚いタオルなどを使いましょう。

ナイフは海外旅行のさまざまな場面で重宝します。ただし、扱い方や保管の仕方次第では凶器にもなりかねないので、旅行前から帰国まで慎重に扱うように心がけましょう。

 

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