ビザ・パスポートの準備から携帯・スマホ・wifi事情まで-出国から帰国まで旅行のギモンを解決!

花火は機内に持ち込める?海外旅行で花火を楽しみたいなら

日本の花火、海外旅行に持っていける?

日本の夏の風物詩でもある花火。花火大会で見るような大きな打ち上げ花火も迫力があり美しいですが、家族や友人などと手持ち花火をするのもとても楽しいものです。海外旅行でも花火を楽しみたいと思う方もいるかもしれません。今回は、海外で楽しむ花火についてご紹介します。

花火は「危険物」として飛行機には持ち込み不可

飛行機に乗るとき、刃物などのほかに発火や爆発する可能性があるもの、有害な物質などは「危険物」として機内に持ち込むこともスーツケースなどに入れて預けることもできません。例えば、発火の可能性のあるマッチや炭、引火性の液体といった爆発する可能性のある火薬類や高圧ガス、有害な物質である毒物や漂白剤、その他「危険物」にあたるものの輸送は航空法により禁止されています。

花火はその中の火薬類に該当し、機内持ち込み手荷物としても、預け手荷物としても飛行機に持ち込むことはできません。もし花火を持ち込んだことが分かった場合は、罰則が科せられます。

配送業者に頼めるか

自分の荷物として花火を持って行くことはできませんが、配送業者によっては花火を海外に届けてもらうことができる場合もあります。国際便も取り扱っている一般的な宅配業者は、航空便でも船便でも「危険物」を送ることはできません。しかし、「危険物」の輸送も扱っている国際貨物の会社では、適正な梱包などにより海外に花火を送れる可能性があります。

ただし、もし業者がみつかったとしても輸送費が高額になることが考えられます。請け負ってくれる国際貨物会社を探す手間や届くまでの日数、花火を送る送料などを考えるとあまり得策とはいえません。

海外で花火はできるか

では、海外で花火をするために一番いい方法は何でしょうか。それは、渡航先で花火を使う分だけ購入して、楽しむことです。花火自体は日本だけのものではなく、世界の国にも日本とは違ったその国ごとの花火があります。

ただ、日本のようにいつでも好きなときに花火をしていい国と、決められた日にしか花火をしてはいけない国、また、許可がないと花火ができない国など、世界の花火に関する規制や慣習は国や地域によって異なります。

花火をするときに許可が必要な国で知らずに花火をして、思わぬトラブルになる可能性もあります。現地で花火を楽しみたい方は、自分の渡航先の花火に関する情報を事前に調べておきましょう。

 

▼こちらもチェック
海外旅行のときライターはどうする?機内持ち込みルールをおさらい

SNSでフォローする