亜熱帯気候の香港。服装選びも、春から夏にかけての蒸し暑さ対策が有名です。しかし四季もあるために、暑くない時期の旅行にはそれなりの上着・アウターも必要です。羽織るものをもって出掛ければ、昼夜の気温差対策や体温調整にも便利。迷ったら荷物を増やさないためにも、現地で服を購入してしまいましょう。
旅先では普段よりも多く動き回るだけに、温度差などで体調を崩しやすくなります。街中どこへ行っても冷房が効いている香港では、外気との温度差に驚くこともしばしば。事前準備をしっかりして温度調節のできる服装を心がけましょう。
亜熱帯に位置する香港でも、日本ほどはっきりとしてはいませんが四季があります。
3月頃から気温・湿度ともに少しずつ上がり始めます。日中は暑く感じても夜は冷え込むこともあるので、上着の1枚くらいはスーツケースに入れておく方が安心です。
意外に湿度が高く雨や霧の日もあるため、急な雨に備えて折り畳み傘の用意をしておけば安心です。
雨がよく降り、かなり蒸し暑い日が続きます。真夏の気温は30℃から33℃くらいですが、湿度は90%を超え、時には100%という日も……。
この時期に香港に行くなら、風通しがよくて汗を吸いやすい服を用意しましょう。年中冷房が効いている香港ですが、夏場の冷房はキツめの設定なので、薄手の上着やスカーフを持ち歩きます。気温差で体調を崩さないように、カフェタイムも温かい香港ミルクティーがおすすめです。
7月~9月は台風シーズン。気象庁などの台風情報をチェックしつつ旅行計画を立てましょう。
秋は1年でもっとも気候のいい季節です。平均気温は15℃程度です。9月は残暑が厳しいですが10月から11月は晴れる日が多く、気温、湿度ともにそれほど高くありません。
秋の終わりころには気温が下がり出し肌寒く感じることも増えてきます。日中は半袖で大丈夫ですが日が落ちたら薄手の長袖があるとよいでしょう。
冬の平均気温は16℃前後と、数字だけ見れば日本よりも暖かいですが、10℃を下回ることもざら。羽織れるものを持参しましょう。厚手のコートが必要なほどではありませんが、ダウンジャケットは軽くて持ち運びもラクなのでおすすめです。
また、郊外では中心部よりも気温が低くなることがあるうえに、大半のホテルに暖房設備が設置されていません。そこで郊外を中心に動く場合、しっかりとしたコートが重宝することでしょう。
日本にあるほとんどのものは香港にもあるので、服についても現地で調達することが可能です。
セール時期の買い物目的の旅なら、あえて現地で買うことを前提に荷物を軽めにしておくのも旅慣れた感じですね。