ドイツの旅は鉄道で！ おすすめルートや観光スポットは？

鉄道でぶらりとドイツ周遊、鉄道パスは要検討

ヨーロッパ内は鉄道が発達しており、ドイツ国内のみならず、隣国間の移動にも活躍しています。

一部の寝台列車や全席指定の列車以外は乗り放題となる鉄道パスは旅行者にとって大変便利ですが、鉄道パスの料金は比較的高額で、しかも複数の国の周遊期間が長くなるほど、また複数の国で使える鉄道パスほど、金額がさらに高くなります。

鉄道パスは、事前にインターネットで全行程のルートと金額を確認し、本当に鉄道パスの利用価値が高いかどうかを検討してから購入しましょう。日本の旅行会社や、現地の鉄道公式サイト（英語または現地の言語）で事前に購入が可能で、同行する4歳から11歳までの子ども2名までは購入時に申請をすれば無料の鉄道パスが発券されます。

なお、利用時には窓口で利用開始手続きをしないと罰金になるので注意しましょう。

ドイツの鉄道の種類

ドイツ国内には、高速列車であるICEやメトロポリタン、都市間を結ぶ特急列車インターシティ、地方特急インターレギオ、普通列車のレギオナル・バーン、そして近郊列車Sバーンがあります。

さらに、ドイツの自然を堪能できる観光列車としてハルツ狭軌鉄道、ツークスピッツェ登山鉄道、ネロベルク登山鉄道があり、これらの景観列車は観光客に大変人気です。

列車は基本的に全てインターネットから事前予約が可能であり、時間指定や返金不可などの制約をつけたり、前もって購入すると割引が適用されたりするのが一般的です。特に、観光シーズンにのみ運行される景観列車は前日までに売り切れることが多いため、事前購入が安心です。

おすすめ鉄道ルート、ロマンチック街道やライン川沿いの旅

風景を楽しみながら列車の旅ができるルートとしては、ロマンチック街道やライン川沿いなどが有名。景観列車ルートももちろんおすすめです。

ハンブルグにある鉄道模型のミニチュア・ワンダーランド！

鉄道好きの人もそうでない人も一度は足を運びたい街がハンブルクです。街のなかを運河が走り、その周りに立つレンガ造りの建物が美しい街並みを形作っています。

そのレンガ造りの建物群は世界遺産にも登録されており、その倉庫の一部が改装され鉄道模型館ミニチュア・ワンダーランドとして人気の観光スポットとなっています。世界各地の鉄道模型に加えて、鉄道の走る風景や建物、そこに暮らす人々まで、エリアごとに見事に再現されており、大人から子どもまで世界中から訪れる観光客を夢中にさせます。