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赤ちゃんのパスポートは必要?申請方法・料金・注意点まとめ

赤ちゃんのためのパスポート申請方法

出産直後であっても、海外旅行や海外赴任のため赤ちゃんを連れて海外に渡航する場合があります。海外に渡航する際、身分証明書の役割を果たすパスポートですが、それは生後数ヶ月の赤ちゃんであっても大人と同じく必要です。
今回は赤ちゃんを連れて海外へ渡航する人のために、赤ちゃんのパスポートの申請方法・料金・その他注意点を紹介します。

赤ちゃんのためのパスポート申請方法

基本的には赤ちゃんであってもパスポートの申請方法は大人と同様です。
まず申請に必要な書類を準備し、旅券窓口へ申請します。そして交付予定日にパスポート交付窓口で受け取ってください。具体的な必要書類について紹介します。

申請に必要な書類

一般旅券発給申請書

20歳未満の方のパスポートは5年用となりますので、必然的に赤ちゃん用は5年用で申請してください。未成年者(20歳未満の未婚者)がパスポート申請する場合には、申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者または後見人が必ず署名する必要があります。
また申請者が未就学の乳幼児などで本人が署名できない場合には、申請書の「申請者署名」と「所持人署名」欄に、その親権者または後見人が代理署名します。申請者氏名の下に記入者の氏名と申請者との関係を記入してください。

戸籍謄本または抄本

申請日前6カ月以内に作成されたものを提出してください。

住民票の写し

申請日前6カ月以内に作成されたものを提出してください。

写真1枚

6カ月以内に撮影されたものを使用しましょう。帽子など、顔の隠れるものは外しましょう。正面向きの無背景の写真を撮影してください。
サイズは縦45mmx横35mm、なおかつ顔の部分の大きさが縦32~36mm。申請書に記載されている規格を満たしていることが重要。基本的には大人と同じ条件となります。

しかし、生後数ヶ月の赤ちゃんの場合、無人の証明写真機を使用しての撮影はおそらく無理ですので、写真屋で撮影するか、自宅で撮影するのがよいでしょう。
特に、自宅で撮影するほうがおすすめです。赤ちゃんの下に白い無地のシーツを敷いて、上から写真を撮影します。
ご自身で印刷する必要がありますが、最近は証明写真用の画像加工ソフトを使ってパスポートサイズに編集・プリントして使用する方法があります。

写真屋を利用する場合、首の据わっていない赤ちゃんを撮影する場合には、店によって対応してくれない場合もあります。いずれにせよ、赤ちゃんの写真撮影は、機嫌が悪くてなかなか撮れない場合がありますので、時間に余裕を持って撮影しましょう。
笑顔の写真、指をしゃぶっている写真などは使用できないのでご注意ください。

身元確認書類

赤ちゃんの健康保険証と母子手帳、親権者の運転免許証などの身元確認書類が必要です。
これは都道府県によって、若干違うことがあります。
お住まいの場所のパスポートセンターのホームページなどで確認をしておくとよいでしょう。

旅券窓口への申請

前述したパスポート申請に必要な書類を全て持って、住民票を登録している都道府県のパスポート申請窓口で申請してください。申請時に渡される受理票はパスポート受領の際に必要になるので必ず保管をしておきましょう。

パスポートの受領に赤ちゃん本人も必要?

パスポートの受け取りには必ず本人が交付窓口に出向く必要があります。それは小さな赤ちゃんでも同様です。代理人のみでの受領はできません。
パスポート受領の際に必要となるものは申請時に渡された受理票(受領証)と手数料です。赤ちゃんのパスポートを受領する場合、どうしても受領予定日に体調不良などで予定通り受け取れない可能性もありますので、必ず時間には余裕を持って受領するようにしましょう。

パスポートの申請料金と支払い方法

料金は以下の通りです。

  • 都道府県収入証紙 2000円
  • 収入印紙 4000円

都道府県収入証紙に関して、都道府県によっては、現金払いとしているところもありますので、不安な場合は申請を予定しているパスポート申請窓口に問い合わせましょう。例えば東京都の場合、手数料の支払いは、現金支払いのみとなっています。

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