ビザ・パスポートの準備から携帯・スマホ・wifi事情まで-出国から帰国まで旅行のギモンを解決!

子供料金を利用して賢くお得に海外旅行をする方法

子どもと一緒に海外旅行を楽しもう!

独身時代は一人分でよかった旅行代金も、夫婦になるとそれが倍。
さらに、子供が生まれるとどんどん料金は膨らんでいき、下手をすると海外旅行で一財産が消費されることに。
それでも、家族の思い出は積極的に増やしていきたいですよね。本記事では、家族連れがお得に海外旅行を楽しむための、子供料金についての基本情報をお届けします。

海外旅行で子供料金が適用される可能性があるのは、基本的に飛行機とホテルです。
しかし、そもそも「子供」というのは何歳から何歳までのことを指すのでしょうか。
実は子供とされる年齢は、利用する航空会社、旅行代理店によって違ってきます。では、いったいどう考えればよいのでしょうか。

飛行機

あくまでも目安となりますが、大手の日系航空会社が設定している、子供に関する飛行機運賃の割引は以下のように区分されています。
格安航空券などの販売額は対象外ですし、航空会社によっては設定が変わってくるので注意しましょう。

2歳未満(幼児)

大人運賃の10% ※座席利用なし。

2歳以上12歳未満(小児)

大人運賃の75% ※同伴者必要、座席利用あり。

また、以下の点も要注意です。しっかり確認して計画を立てる必要がありますね。
・幼児料金設定のない運賃や、割引率が異なる場合がある。
・運賃は搭乗日の年齢が基準となる。
・諸税や燃油サーチャージは別途かかる。
・新生児は搭乗できない場合がある。
・妊娠中の場合や、大人1人で2人の子供を同伴する場合などに条件が異なる場合がある。
・大人1人で2歳未満の子供を2人同伴する場合、2人目は小児運賃となる。

ホテル

次に、ホテル代についてです。
日本と違って、海外のホテルは一部屋あたりの料金がルームチャージとして定められていることが多いです。また、部屋ごとに収容最大人数が決まっています。
2歳未満の子供を同伴しても一般的には料金は変わりませんが、子供料金の設定というよりは、基本的に子供がベッドを単独で使用するかどうかで料金が変わってくると考えましょう。
例えば、大人のベッドに子供が添い寝で一緒に寝る場合、料金が加算されることはあまりありません。
子供がエキストラベッドなどを使用する場合は、一般的に別途料金が加算されますが、この辺はホテルによってルールが異なります。

パッケージ旅行の場合

飛行機とホテルを個別に予約して海外旅行する場合の子供料金について解説しましたが、実はよりお得になるかもしれない方法があります。それがパッケージツアーを利用することです。
子供料金の設定は各旅行代理店によって大きく異なりますが、たくさんの家族連れに利用してもらうために特別な価格設定を充実させている会社もあります。
子供料金半額、ベッド利用なしでさらに割引がある場合や、なんと1歳未満なら無料という会社も。
賢くファミリーで海外旅行を楽しむためには、パッケージ旅行の子供料金の項目に目を光らせておくのも良いですね。

子供連れならではの注意点

ここまで、飛行機代とホテル代を中心に、子供連れの海外旅行費用についてお届けしてきましたが、最後に子供連れならではの注意点をぜひ押さえておいてください。

子供にもパスポートは必要

たとえ0歳の赤ちゃんでも、海外旅行にはパスポートが必要です。旅行計画があれば、早めに取得しておきましょう。

子供連れの飛行機対策

子供連れの海外旅行の難関は、なんといっても長時間の飛行機。眠ってくれるといいのですが、耳が痛くて大泣きしたり、退屈で暴れてしまうことも。
また、ベビーカーの持ち込みについてなど、子供連れの旅行が初めてですと、わからないことが数多くあります。
ベビーベッド(バシネット)、チャイルドシートの利用や、ベビーミールなど子供連れ向けのサービスについて、事前に利用する航空会社に問い合わせておくと安心です。

海外旅行傷害保険

子供は日本にいてもよく病気をするもの。慣れない海外旅行中は、余計に体調を崩しやすくなります。
海外で病院に行くと、旅行代どころではない思わぬ大出費を余儀なくされることもあります。
旅行前には、必ず海外旅行傷害保険に入っておきましょう。

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