ダイバーのパラダイス!パラオのブルーコーナーで不思議な体験
パラオの「ブルーコーナー」は、世界屈指の人気を誇るダイビングスポット。周辺海域には小魚から大型魚まで600種類ものの魚が生息しています。上げ潮と下げ潮で出会える魚が変化するのも魅力。潮の流れに乗りながらダイビングをすると、魚の群れと一体化するような感覚が味わえます。
パラオには世界的に人気の高いダイビングスポットが豊富にあります。せっかくパラオを訪れるのですから、ダイビングに挑戦したいと考えている方も多いことでしょう。今回はパラオでも屈指の人気を誇るダイビングスポット、ブルーコーナーの魅力についてご紹介します。
青い水面と空がきらめくパラオの海。多くの人を魅了するパラオの海域のなかでも、ブルーコーナーは人気のスポット。外洋からの潮が流れ込むため水の透明度が高く、短時間で魚の大群を眺められることから、世界屈指のダイビングスポットとして広く知られています。
ブルーコーナーでダイビングを体験する場合には、コロールからダイビングツアーに参加するのがおすすめ。朝コロールを出発して夕方戻ってくるのが標準的なスタイルです。
ブルーコーナーの潮の流れは、環礁や海流、潮の満ち引きなどの要素によって刻々と変化します。全体的に穏やかにみえても潮の流れが急に変わることもありますから、海に入るときには注意したいものです。
ダイビングはドリフトと呼ばれるスタイル。潮の流れに乗りながら水の中を移動するので、ある程度の経験を積んでから挑戦するほうがよいでしょう。パラオではシグナルフロートの携行が必須なので、レンタルまたは購入する必要があります。
また、ロックアイランド内にあるスポットですから、政府の許可証も必要。ダイビング経験のない方が出向く場合は、器具やジェットボードなどを含めた各種手配、サポートスタッフの帯同もある現地ツアーに参加するのが安心でしょう。
海溝から豊富な栄養分が届くブルーコーナーは魚たちの宝庫。小さな魚から大型のサメまで多くの魚が生息しているといわれています。
魚影の濃さも世界トップクラスと評判で、常に見られる大群をなすことで知られるギンガメアジ、バラクーダ・カメ・マダラトビエイをはじめ、上げ潮になるとジンベエザメやオグロメジロザメ、ウメイロモドキやトラフザメなどが見られます。
下げ潮になると、ナポレオンやシュモクザメ、ニタリやキンチャクガニ、オオメカマスなどの姿も。時には大型の回遊魚やカメ、群れに遭遇することもあり、目の前を通り過ぎていく魚の大群に圧倒されるのは間違いありません。
ブルーコーナーにはコロールから日帰りのツアーで訪れることができます。透き通った水に映える魚の大群は、圧巻の眺め。短時間のダイビングでもたくさんの魚たちに出会えることが、人気の理由といえるでしょう。
※本記事の内容は、2016年11月時点の情報です。
更新日:2025/05/01