台北で夜遊びするならどこ? 夜の歩き方講座
台北の街には日本人も楽しめる夜遊びスポットがたくさんあります。トラブルに巻き込まれないように注意しながら、楽しく台湾の夜を過ごしましょう。
台北は昼だけではなく夜も活気あふれる街です。ここでは台北でおすすめの夜遊びスポットを、注意するべきポイントと共に紹介していきます。
台北での夜遊びの定番は、夜市です。夜市は夕方5ごろから深夜まで営業しているお店が多く、絶好の夜遊びスポットです。タピオカミルクティーや小籠包はもちろん、地元ならではのソウルフードも楽しめます。夕食の時間帯はやはりかなり混雑しますが、お客の多いお店はおいしさのバロメーター。ほかのお客を観察するのがポイントです。
また、屋台だけでなく雑貨や洋服を販売している露店も多くあり、お土産探しにも最適です。中でも士林夜市は、台北でも最大級の夜市です。平日でも夜遅くまで地元の人や観光客でにぎわっており、台湾を訪れたら1度は足を運んでおきたいスポットとなっています。
夜の外出は言葉が通じないと不安を感じる人もいるでしょう。そんな人にぴったりの場所が林森北路です。地下鉄の中山駅から徒歩7分の場所に位置する飲食通りです。寧夏夜市に近いことからほとんどの観光客はそちらに出向くでしょうが、全長約2.5kmの林森北路にも多くの飲み屋が軒を連ねています。その光景でちょくちょく目に入るのが日本語で書かれた看板で、でそうでなくともお店のほとんどで日本語が通じます。台湾では「日本人向け飲食街」と認識されているのだとか。
というのも、このエリアは日本統治時代に大正町として栄え、多くの日本人が暮らしていたことがその背景にあります。日本語が通じるお店で気兼ねなく楽しみたいのであれば、林森北路はおすすめ。スナックやガールズバーなど男性向けのお店も多いので、夜は新宿・歌舞伎町的な雰囲気もあります。子ども連れならグルメ屋台に子ども向けの遊び屋台も多い寧夏夜市がよいですが、大人だけ・男性だけでの旅行なら、林森北路でディープな台湾を探してみるのもよいでしょう。
台湾にも日本と同じようなクラブが存在します。ダンスフロアがあり、バーでドリンクを注文するなど、システムは日本とほとんど同じです。流れている音楽もメジャーな洋楽がメインとなっており、日本人でも楽しめるはず。
ただし、入場時に身分証明書が必要となるため注意が必要です。日本の保険証や免許証では、身分証明書として認められないケースもあるため、できればパスポートを持参するとよいでしょう。ロッカーつきのクラブも多いですが、多額の現金やクレジットカードなど、貴重品は最小限にするのをおすすめします。
夜の外出はドキドキとワクワクが相まって、ついつい羽目を外しがちになります。台北の街は日本人にとっても過ごしやすい場所ではありますが、飲みすぎには注意が必要です。
また深夜の時間は、まれではありますが、酔っぱらいを狙った高額請求をするタクシーなどもあります。夜の移動にタクシーはつきものですが、現地を知る人ならたいてい、できるだけMRTやバスを使ったほうがよいと口をそろえるのもたしかなのです。不要なトラブルに巻き込まれないよう、節度を持って夜遊びを楽しみましょう。
台北には、夜市、クラブ、飲み屋街など多くの夜遊びスポットがあります。どんな楽しみ方をしたいのか目的を明確にしたうえで、台湾の夜の街に繰り出しましょう。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/01