台北で飲茶ならココ!絶対はずさない3店
香港から一流シェフを招いてオープンした本格レストランなど、台北で人気の飲茶料理のおすすめレストランを3つ厳選してご紹介します。セイロに入った点心や一品料理は見た目も華やかで、低価格で楽しめるのも人気の理由です。
もともと中国の広東地方から始まった飲茶料理は、香港を経由して60年代から台湾でも人気の食文化として定着しました。そのため、台北には地元の人にも人気の本格飲茶レストランが多くあります。ここではおすすめの3店舗をご紹介します。
本場香港から台北に進出した「添好運(ティムホーワン)」は、本格飲茶が楽しめる星付きレストラン。「世界一安いミシュラン」として知られています。
オーナーは、世界で初めて中華料理で星3つを獲得した「龍景軒」(香港フォーシーズンズホテル)の点心部門チーフだったというだけあって、価格は庶民的ながら味は一流。点心に欠かせないエビ入り腸粉、シューマイなどの蒸し物などの定番から、鶏足のアワビソース蒸しなどバリエーション豊かです。看板メニューはパイナップルパンにチャーシュー餡が絡んでおいしい、チャーシュー入りメロンパン。ご飯ものやデザートも人気です。
ピーク時間をはずしても行列が途切れないほどの人気店ですが、テークアウト利用などもあわせて試してみる価値はあるでしょう。
兄弟大販店「梅花廳」は、店員がワゴンをテーブルまで運んでくれる飲茶スタイルで、観光客にも人気の飲茶レストランです。ワゴンの上のセイロを開けて見られるので、メニューが読めなくても注文は問題ないでしょう。
点心のほかにも、日本では北京ダックの名でおなじみの鴨の丸焼きや、ゆでた鶏肉を漢方の漬け汁に漬け込んだ油鶏などの冷菜も人気メニューで、同じくワゴンで運んでくれます。エビの蒸しギョーザや揚げ春巻きなど昔から変わらないほっとする味わいは、古くから現地の人々に愛され続けています。
京星グループが展開する、台北で人気の飲茶レストラン「吉星港式飲茶」は、年中無休24時間オープンというファミリーレストラン感覚のお店。ファミレス風といってももともとはファストフードに対抗するために作られたこともあり、香港からシェフを招き入れるなど、味は至って本格派。1989年に台北市内に1店舗目が開店して以来、台北の人々や観光客に親しまれています。
ここは麺類やお粥などの主食と点心を選ぶ朝食メニューが人気で、コスパがよいと評判です。点心はえび入りワンタン麺、シューマイなど日本人にもなじみのあるメニューから、台湾らしくお粥や大根餅まで多くのメニューがあり、朝から注文しすぎ・食べ過ぎには注意しましょう。店内は広々しており、大勢での利用にもぴったり。窓辺の席からは林森公園の景色を楽しむことができます。
中国生まれながら、昔から台湾でも親しまれている飲茶料理。台北の老舗飲茶レストランでは一流の味をリーズナブルな価格で楽しめるとあって、地元の人や観光客でいつもにぎわっています。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/04