台北でおすすめ「エビ釣り」体験。釣って食べて楽しんで!
カウンターで竿を借りて制限時間内でエビを釣り放題。ポイントはエビが食いついてウキが動いてもすぐに引き上げないこと。釣れたエビは塩焼きでいただきます。一人でじっくり楽しむのもよいですが、大勢で出向いてビール片手にみんなで楽しむのも楽しいはず。夜遅くまで営業しているのもうれしいところです。
買い物に夜市と定番の台湾の遊びを楽しんだなら、今度は「エビ釣り」に挑戦しましょう。エビ釣りとは耳慣れないかも知れませんが、台湾ではとてもポピュラーな遊びとして、カップルから家族連れまで広く親しまれています。
台湾内にはエビ釣りスポットはたくさんありますが、もっとも一般的な手順はこのような感じです。
まずはカウンターで竿を借りましょう。竿と一緒に餌となる干しエビや鶏のレバーがセットになっています。合わせて入店時間が書かれた紙も渡されるので、そこから終了時間を確認しておきます。
好きな場所に陣取って、早速釣り始めましょう。制限時間内であればいくらでも釣り放題、エビは何匹でも釣ってかまいません。
地元の常連ともなるとマイ竿とマイ餌を持参して本格的に取り組んでいる人の姿も見受けられます。もちろん初めてでも大丈夫。お店のスタッフがウキの調節方法やえさの付け方を教えてくれます。
ポイントはエビが食いついてウキが動いてからすぐに引き上げないこと。ゆっくり10秒ほど数えてから竿を上げましょう。焦らないのが最大のコツです。
首尾よく釣れたエビは軽く水洗いしてから尾の方から串刺しにします。塩を振りかけからそのままコンロの中へ。赤く色づいてきたならば裏も同じように焼き上げます。料理店を兼ねているお店もあるので、釣果が少なくて食べ足りない!という場合は追加で注文することもできますよ。カレーエビやレモンエビに加え、本格中華に仕立てたエビ料理も。
台北の中心部ではエビ釣り場はほとんどありません。夜市などでもエビ釣りの屋台があり雰囲気は味わえますが、やはりどうせ行くならきちんとしたところに行きたいもの。
エビの釣り堀はエビの飼育のために流れの澄んだ渓流沿いになくてはならないため郊外まで出る必要があります。手間をかけて出向くだけあって、渓流から水を引いているなど、環境のよさは抜群。さらに、例としてご紹介する老舗の至善エビ釣りでは、台南から新鮮なエビを毎日取り寄せいています。24時間営業でなぜかWI-FIやカラオケのサービスまでそろっていて、至れり尽くせりです。
決しておしゃれできれいな場所ではないですが、それだけに気楽にのんびりとくつろげるのがエビ釣り場の魅力でもあります。一人でじっくりエビと向き合うのもよいですが、焼けたあつあつのエビ料理をさかなに、釣れるまでの奮闘を語りながらワイワイおしゃべりするのも盛り上がりそうですね。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/03/28