台北から日帰りOK! 陽明山の絶景を見に出かけよう!
台北市郊外にある陽明山は、台北から日帰りで遊びに行くことができる観光地として、観光客と地元の人々に人気のスポット。多様性に富んだ自然のなかで、温泉やハイキングなどさまざまなレジャーを楽しむことができます。
台北にある陽明山は、大屯火山群からなる広大な国立公園です。変化に富んだ地形と豊かな自然に恵まれ、季節ごとの遊びや見どころが楽しめるのが特徴です。
2月以降は季節の花々、春夏はハイキングや散策、冬は温泉と、旅行の季節を問わず、台湾の自然に触れることができます。
台北駅5番出口近くの忠孝路にあるバス停から、陽明山のバスターミナルへ向かう260番バスに乗車し、約1時間30分で到着します。
260番バスは、早朝5時~夜22時までの間、15分に1便ほどの間隔で運行しています。MRT淡水線の剣潭駅と士林駅からも、260番バスへの乗車が可能です
観光地としての開発が進められてきた陽明山には、レジャーを楽しむことができるスポットが多数あります。
エリア内には公園や歴史的建築物、花畑のほか、ハイキングコースやサイクリングコースも完備されています。温泉やレストラン、カフェなどもあり、1日かけて滞在することができます。
陽明山温泉は公園内の広いエリアに点在しており、無料の公共浴場からリゾートホテル内の温泉までさまざまなタイプがあります。
温泉設備が整っており、観光客にも利用しやすいのは菁山エリアの温泉です。菁山エリアには、食事をすれば無料で温泉入浴ができるレストランもあります。
陽明山には複数のハイキングコースが用意されています。本格的な登山装備が必要な登山道から、家族連れで気軽に楽しめるコースまで、体力に合わせて選ぶことができます。
一部のバリアフリーコースでは、車椅子やベビーカーの使用も可能です。
陽明山は季節ごとに美しい花が咲き、春には梅や桃、ツツジ、桜などが咲き誇るさまを楽しめる花まつりが開催されます。特に毎年3月下旬~4月下旬にかけて、竹子湖エリアで満開となるカラー(海芋)は見どころの1つです。
また陽明山国家公園内にある、季節の花々で作られた花時計は撮影スポットとして人気があります。
陽明山には、軍人・政治家であった故蒋介石氏にまつわる歴史的建造物が2カ所あります。
「草山行館」は1920年代の日本式建築による館で、現在では、台湾の芸術家の展示活動場所であり、カフェも併設されています。
蒋介石氏の別荘であった「陽明書屋」は、現在では、中国建国の先人に関連する歴史的資料などを展示する資料館になっています。
陽明山にある中国文化大学陽明山キャンパス周辺には、絶景を楽しめるレストランが集まっています。
高台から、陽明山の豊かな自然や台北市街を見渡しつつ、食事やお酒を楽しむことができます。ほとんどのお店が夕方から、または土日などは日中からオープンしますが、夕暮れ以降は混雑する可能性があります。
また、季節を問わず、夜間は気温が下がる傾向があるため、羽織ものを持参するのがおすすめです。また流しのタクシーが走行していないエリアのため、帰りは、お店にタクシーを呼んでもらいましょう。
中国文化大学陽明山キャンパスから約50メートル下方にある、台北市街を見渡す絶景を誇るレストランです。
風が通り抜けるリゾート風のテラス席やテント席のほか、屋内にはラグジュアリーなソファ席や個室など、約300席があります。台湾料理や中華料理、焼き肉のほか、カクテルやドリンクなどを楽しめます。
中腹に位置する草山夜未眠では、開放感のある広いテラスから、淡水川を含む台北市全域を見渡すことができます。
テラスから突出した円形のバルコニーは、眺望を背景にした撮影スポットとして人気です。店内はカップル向けの席や大人数用の席が用意されており、中華料理を中心とした食事やスイーツ、ドリンクなどを頂けます。
※本記事は2017年7月時点の情報です
更新日:2025/05/01