海外旅行で必ず発生する場面の一つがレストランでの食事です。通りすがりのレストランに行くこともあれば、出発前から目星をつけていたレストランに行くこともあるでしょう。
しかし、海外旅行の時間には限りがあります。予約をせずに訪問して、満席だった場合、旅行期間中に再度来られるとは限りません。今回は、確実に目的の店へ行くためのレストラン予約にまつわる英会話フレーズと、当日使える英会話フレーズをご紹介します。
予約や英語メニュー、レストランでの会話レストランでの会話は、知り合いとの世間話とは異なり、会話を膨らませ仲良くすることよりも、まずは予約内容や、料理、会計など自分の注文を伝えることが重要です。
まずは、予約を取るための必須フレーズです。
I’d like to make a reservation for party of 2 for tomorrow evening at 8.
この1文を覚えれば日付・時間・人数を全て伝えることができるので、相手が話す英語をあまり理解できなくても予約の半分は完了だと言ってよいでしょう。後は、予約ができるかどうかだけ分かれば完了です。
この中で最も重要な単語はReservationで、「予約」という意味です。この単語は入店の際にも以下のように聞かれることがあります。
「 Do you have a reservation?(予約は入れていますか )」
と聞かれることがあります。反対に自ら、
「 My name is XX, and I have a reservation at 8:00(私の名前はXXです、8時に予約しています) 」
などと言えるので、覚えておくと便利な単語・表現です。
予約を取らずに直接レストランに行く場合は、以下のようなやりとりが発生します。
メニューを読み解く際に重要なのは、それが前菜なのか、メインなのか、デザートなのか理解することです。メニュー表の内容を読み解くのに必要なキーワードを簡単に知っておきましょう。
この言葉で分類されるメニューは前菜に入ります。
なお、サラダはSaladと別のカテゴリーで表記されることも多いようです。
また、メインは「Rice」「Beef」「Chicken」「Fish」「Pasta」と表記されたカテゴリーがあるのでそちらから選びましょう。
肉・魚・卵乳製品など動物性のものを一切食べない人のことを指す言葉です。
日本ではベジタリアンということもありますが、ただ野菜を多く摂るという傾向のことを指すのではなく、まったく動物性のものを口にしない人のことを指すので、注意が必要です。
海外レストランではVeganの人向けのメニューを用意していたり、メニュー内にVeganと表記されていたりする場合もあります。
アレルギー表記同様注意をするとともに、肉や魚が食べたいという場合は該当メニューを避けるようにするとよいでしょう。
また最後にチップを現金で支払うにあたって、大きいお札しかない場合、
「 Can I have the change?(お釣りをもらえますか) 」
と言えば、いくら返せば良いか聞かれます。ここでチップの分を差し引いたお釣りの金額を言えばOKです。
「現地での会話はいいけれど、電話で英会話が伝わるかやっぱり不安」という方には裏技があります。
それは、『レストラン予約サイト』を使用することです。
この仕組みを利用すれば、英語がしゃべれなくても、サイト運営会社が代わりにレストランに予約を入れてくれます。
対応していない国や店もありますが、訪問予定の国がポピュラーな観光地であるならば、海外旅行前にこのようなサイトで調べてみるのもよいでしょう。