海外旅行は早く申し込むと料金が安くなることもあるため、早期に航空券やツアーを予約する人も多いのではないでしょうか。しかし、人によっては予定が変わって旅行にいけなくなる場合もあるでしょう。
そのような場合に問題なのは、航空券やパッケージツアーのキャンセル料金です。キャンセル料金の仕組みをしっかり理解しておくのと、そうでないのとでは、払い戻される料金に大きく差が生じることもあります。
チケットを手配した旅行会社や航空会社で定められているキャンセル規定をきちんと確認することが大切です。
一般的に価格の安い航空券はキャンセルの規定が厳しく、LCCのような格安航空会社ではキャンセル自体が不可とされています。
そのため、旅行会社や航空会社から航空券を購入する際は、各企業のキャンセル規定をしっかりと確認した上で航空券を購入するよう心掛けてください。
航空券には格安航空券と、PEX航空券(正規割引航空券)という2種類が存在します。
格安航空券は購入時に安価ではありますが、キャンセル料や変更料が高額である場合が多いです。
PEX航空券であれば発券前のキャンセル料金が発生しないことが多く、※
旅行の直前まで予定が確定しない人にはPEX料金での航空券手配がおすすめです。
いずれにせよ、キャンセル料金の考え方は企業によりさまざまなため、航空券購入前には各旅行会社や航空会社のキャンセル規定を念入りに確認しましょう。
※旅行会社で予約をしている場合は、別途事務手数料が徴収される場合があります。
海外旅行をツアーで申し込みますと、ほとんどのケースで、「募集型企画旅行」という扱いになります。
この場合、約款によってキャンセル料金が定められており、申し込んだ旅行会社やツアーに関係なく同じ料率のキャンセル料金を支払わなければなりません。
なお、約款によって定められているピーク期間は、キャンセル料金が割高に設定されています。
大切な海外旅行をキャンセルするなんて考えたくもありませんが、未来の事は誰にもわかりません。直前にケガをしてしまったり、大幅な交通機関の遅延で飛行機に間に合わなかったり…。
旅行会社では、こういった突然のトラブルに対応できる保険を用意している場合があります。
万が一の事を考えて加入を検討するのもよいでしょう。
▼エアトリのチケットガード保険・旅行キャンセル保険
チケットガード保険・旅行キャンセル保険