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海外旅行で必要な語学力のレベルと勉強法まとめ

海外旅行に必要な語学力

海外旅行に出かける際、気になるのはその国の言葉。特に海外旅行に初めて出かける人や初めて訪れる国では、言葉の問題は一番の心配事です。
不安を解消するには準備あるのみ。旅行に備えてぜひ押さえておきたいのが基本的な英会話のフレーズです。海外旅行に便利な言語といえばやっぱり英語。たとえ英語圏ではない国を訪れていたとしても、空港や主要駅など、人のたくさん集まる場所では英語が使えることも少なくありません。今回は旅に向けた英語の勉強法や役立つ英会話をご紹介します。

必要な語学力は?

英語が話せないから不安で……と、パッケージプランで旅行するのも楽しいですが、たとえ迷いながらでも自分の足でホテルへ行き、気になるお店やレストランを訪れ、そこで想像以上の楽しさや難しさを味わうことは、海外旅行ならでは。

海外旅行を楽しむために最低限必要な語学力とは、わからないことを質問できること、そして相手の答えを単語からでも断片的に理解する力です。短期間でも訓練することで上達していくので、旅行に出かける前にはぜひ準備しておきましょう。

役立つ英会話

学生時代を通し、これまで英語の勉強をしたことがないという人は少ないでしょう。程度の差はあるにせよ、どこかの段階で英語を勉強してきたはずです。そこで思い出してほしいのが、中学時代の英語です。

「これはペンです。」「ご機嫌いかがですか?」そして「私は〜です」という日本語を聞けば、定番の「This is a pen.」 「How are you?」 「My name is …… . 」 というようにスラスラと英語がでてくる人も多いのではないでしょうか。

旅行に必要な英会話も、これらの文と同じように日本語に対応する英語を覚えていれば大丈夫。また、まず覚えるべきは基本となる文章。それを覚えてから使える単語を増やして、応用していきます。

具体的に、覚えるべき基本となる文章は次の6つです。

「すみません」 Excuse me.
「助けてください」 Help me, please. または Can you help me?
「これはどこ/いつ/何/なぜですか」 Where/ When/ What/ Why is (this)?
「そこへはどうやっていきますか」  How can I (go there)?!
「私は〜したいです」 I want to (do ~).
「私は〜です」 I’m (hungry).

これらを覚えておけばすぐに使えますし、単語を追加で覚えていけば話せる内容も増えます。
例えば道に迷ってしまった時や行き先にたどり着けない時は、以下の様な例文を使って道を尋ねてみましょう。

Excuse me, where is the museum?(すみません。美術館はどこですか?)
How can I go to the museum? I’m lost. (美術館へはどうやっていきますか?迷っています。)

また、上記のような基本的な文章が暗記できたら、その他の追加する単語はメモしておき、実際に使いたい時にメモを見ながら話しても良いですね。一生懸命に話そうとする姿に相手も誠実に答えてくれるはずです。

事前に基本となる文が覚えられたら使えそうな単語をピックアップしておきます。
動作だと、両替する=exchange、掃除する=clean、買う=buy、値引きする=discount、返金する=return、遅れる=delay、予約する=reserve/make a reservation、キャンセルする=cancel、試着する=try onなど。

名詞では、小さい(サイズ)の=smaller one、大きい(サイズ)の=bigger one、お会計=check、1本の =a bottle of、(グラスに)1杯の=a glass of、 (カップに)1杯の=a cup of、半分の =a half ofなどです。

このように単語をピックアップする必要がありますが、旅の流れをシミュレーションしながらの作業になるので、その作業自体が後々役に立つはずです。

旅行に向けたさらなる勉強法

また質問することができたとしても、相手の答えがわからないと意味がありません。例えば、YouTubeで「旅行、英会話」と検索し、ヒットする動画を確認しましょう。旅行で使われる英会話が場面別になっているものを探し、動画を見てみてください。

また、自分の好きな映画やドラマ、アニメの英語版がないか探してみるのもおすすめです。好きなものでなくても、以前に見たことがあり、日本語で内容が分かっているものでも構いません。特にオススメはホームドラマ。日常で使う会話であふれていますから、目でみて耳で聞くことで英語に慣れるでしょう。

実際の会話では、相手の言っていること全てがわかる必要はありません。単語だけ断片的に聞こえるだけでもコミュニケーションはとれていくものです。

究極のポイントは「わかったフリ」をしないこと

旅先で注意したいポイントが1つあります。それは、わかったフリをしないことです。日本人によくありがちなうなずきやつい口をついて出てしまう「Yes.」という言葉。相手の話を聞いている合図として使う人が多いですが、海外では理解していると解釈されることがほとんどです。

こちらが理解していると思うと、相手はナチュラルな速さで話したり、さらに会話を広げようとしたりするかもしれません。まずは、恥ずかしいと思う気持ちを捨てて、メモをみながらでも、間違えながらでも、一生懸命コミュニケーションを取ろうとする姿勢を示してください。そういった姿勢や気持ちは相手に伝わり、結果的に良い方向に進むものです。

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