海外旅行にドライヤー持参は必要？持っていくときの注意点まとめ

海外旅行が初めての場合や、初めて訪問する国の場合、ドライヤーを持っていくかどうか迷ってしまいます。
海外では電圧やドライヤー自体の性能などの条件が日本と異なってきます。
ドライヤーは髪のコンディションを左右する大事なアイテム。海外のホテルのドライヤー事情、海外にドライヤーを持参するときの注意点をまとめてご紹介します。

海外ホテルのドライヤー事情

歯ブラシやスリッパなどのアメニティとは違い、海外のホテルであっても一般的にはドライヤーは準備されています。

極端な安宿でなければ、多くの場合には部屋に常備されており、部屋に見当たらない場合でもフロントに申し出れば無料で貸し出してくれるでしょう。心配であれば、事前にホテルに確認のメールを送ると安心です。

ドライヤーの性能はまちまち

ドライヤーの性能については、ホテルのグレード、その地域の電圧や発展度合いによって変わってきます。風力が弱かったり、極端に熱い風が出てきたり、その逆であったりと、想定外のことが起きるかもしれません。

先進国のほうがドライヤーの性能がよいことが多いですが、あくまでもそのような傾向があるということでしかないので、不安な場合は持参するほうがよいでしょう。

日本からドライヤーを持参するときのポイント

海外旅行にドライヤーを持参する場合には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
まずは以下の点を確認しましょう。

コンセントの形状

海外ではコンセントの形状が日本と異なることがあります。世界には9種類のプラグがあり、日本はそのうちのAタイプに該当します。他にAタイプを採用している国・地域としては、北米や台湾があります。プラグが異なる国に行く場合には変換プラグが必要になるので、旅行先に対応したアダプタープラグを購入しましょう。

行き先の電圧

プラグの形状が同一であっても、日本と海外では電圧が違うことがあります。その場合には変圧器が必要になります。

日本国内では電圧が100Vで統一されていますが、海外の電圧は110～240Vが大半を占めます。対応電圧が100Vのみのドライヤーを使用している場合には、変圧器を購入しましょう。

変圧器の性能にも注意！

さらにドライヤーの場合には、変圧器の性能を確認する必要があります。ドライヤーの消費電力は1200W程度のものが多いですが、これは電化製品の中では高い数字になります。
このワット数に耐えられる変圧器でないとドライヤーの性能が落ちたり、故障してしまったりするほか、漏電の危険性もあります。ドライヤーの消費電力に耐えられる変圧器を探してください。

それでも思い通りにならないことも

上記のようにドライヤーを持参する場合のハードルはやや高いですが、準備万端で出発できたとしても、まだ課題は残っています。

まず海外の場合は日本ほど電気が安定しておらず、その時々によって使える電力が変化するため、持参したドライヤーがその性能を十分に発揮できないことがあります。

また、旅行先の地域の気候によっても髪のコンディションが左右されるので、普段使い慣れているドライヤーがそのときの自分の髪の状態にフィットしなくなっているおそれもあります。

上記の内容を考え合わせると、旅行中の髪のコンディションについてはある程度割りきりが必要です。それでも気になる場合には、ヘアオイルを利用するなど他の手段で髪のケアをする方法を考えましょう。

▼こちらもチェック
海外旅行に持っていけるヘアアイロンの見分け方
海外旅行にシャンプー持参は必要？持っていくときの注意点まとめ