ビザ・パスポートの準備から携帯・スマホ・wifi事情まで-出国から帰国まで旅行のギモンを解決!

海外旅行に持っていく洗剤はどれが便利?旅先で洗濯する方法と注意点

荷物をコンパクトにするなら、旅先での洗濯はマスト!

海外旅行の荷物のなかで、特にかさばるものといえば衣類。期間にかかわらず、持っていく荷物は極力おさえたいですよね。持ち運ぶ際の重量はもちろん、飛行機に預けられる荷物の数や重量、スーツケースの容量には限度がありますので、旅先でたっぷり買い物を楽しむには日本からの荷物をコンパクトにまとめるのがポイントです。そのためには最低限の量だけ持参し、現地で洗濯するとよいでしょう。今回は旅先での洗濯方法やおすすめの洗剤をご紹介します。

まずは、洗濯するもの・しないものを決める

衣類の荷物を最小限にするためには、現地での洗濯は必須です。荷造りの段階で、洗うものと洗わないものを考えて、持っていく衣類を決めましょう。

■洗うもの

洗いやすいものとしては、下着や肌着・Tシャツ・タンクトップなど。薄手で乾きやすい、化学繊維が多めの素材であれば、チュニックやカジュアルなワンピースも洗えるでしょう。

■洗わないもの

コットン100%のものや厚手のトレーナー、ジーンズなどは、洗ってから乾くまでに時間がかかりますので、旅先での洗濯には不向きです。それらを持っていきたい場合は、洗わない前提で持っていきましょう。

複数回着る衣類は、肌との間に1枚Tシャツや肌着を挟んで着るようにすると、汗や汚れが直接つかないので便利。また、着古したものを持っていって、旅先で着たら現地で処分するという手もおすすめです。

海外旅行時の洗濯方法

旅行中の洗濯方法は大きく分けて2つです。1つ目はホテルのランドリーサービスなど、業者に頼んでしまうパターン。2つ目は自分で洗濯するパターンです。いずれにしても、洗濯するタイミングは旅程を考慮して決めるようにしましょう。

■移動が少ない旅行の場合

例えば、ホノルル7泊の旅行で、ずっと同じホテルに滞在する場合、下着やパンツなどの必需品は日数を2で割った数に、余裕をもって1枚プラスくらいが適当です。毎日こまめに洗うのがベターですが、難しい場合でも、移動が少なければ到着日の2日後、4日後辺りに洗濯すれば大丈夫。自分で洗濯する場合は、干す前にバスタオルなどでしっかり水気を取っておくと、乾きやすくなります。

■移動が多い旅行の場合

ヨーロッパ4カ国周遊9泊の旅行などで、1カ所の滞在時間が短い旅行なら、洗濯は最小限におさえましょう。下着程度ならすぐに乾くだろうと楽観視せず、多めに替えを用意していくことをおすすめします。現地調達も念頭に置いておくと気が楽ですね。

また、洗濯物が1日で乾きそうな夏場の旅行はともかく、自分で洗う場合、冬場は特に室内の暖房器具の稼働具合をしっかり確認してから洗うようにしましょう。暖房だけでは乾きにくそうな場合、洗濯後にアイロンをかけてから干したり、ドライヤーを活用したりするのもおすすめです。

ホテルのランドリーサービスなどを利用して洗濯する

業者に頼む場合、2つの方法があります。滞在先のホテルのランドリーサービスを利用する方法と、街中の洗濯屋にお願いする方法です。ここではホテルのランドリーサービスをご紹介します。

ホテルのランドリーサービスでは、部屋に備え付けの洗濯用の袋に入れて、ホテルのフロントに依頼します。例えば、朝の9時までに洗ってほしい衣類をまとめて預けておけば、同日の夕方、ホテルに戻ってきたころには洗い上がった衣類を返却してもらうことが可能です。ズボンのプレスやクリーニングも追加でお願いできる場合もあります。ホテルのランクやその国の相場などによって単価は異なりますので、オーダーする際に必ず確認するようにしましょう。

▼こちらもチェック
海外で洗濯するときにおすすめ!ホテルのランドリーサービスとは

自分で洗濯する

自分で洗濯する場合、ホテルによっては滞在客用の洗濯機があるのでそれを利用するか、もしくは自分の部屋の浴室や洗面台で洗濯するという選択肢があります。乾燥している地域では、朝干しておくと夜には乾きます。また海外ではよくホテルの部屋が乾燥していると言われますが、部屋干しが乾燥対策にもなって一石二鳥です。ただし、ものによっては衣類が傷んでしまうこともありますので、大事な衣類は海外にいる間は洗濯せず、帰国後に洗濯かクリーニングに出すことをおすすめします。

海外旅行に持って行く洗剤の種類・持って行き方

洗剤には粉末タイプ、液体タイプ、またはチューブ式の洗剤などがあります。いずれの場合も、旅先での洗濯は室内で乾かすケースがほとんどのため、部屋干しタイプの洗剤がおすすめです。

■チューブ式

チューブ式洗剤は洗うたびに適量を使えるのが大きなメリット。洗面台で手洗いするときも、洗濯機に入れるときでもその都度調整できるので便利です。難点は他の洗剤と比べると若干かさばるところでしょうか。

■粉末タイプ

粉末タイプは、小分けされたものが旅先での洗濯には便利です。手洗いの洗濯量にあわせて、少しずつ使いましょう。難点としてはヨーロッパなどの硬水の地域では水に溶けにくいことが挙げられます。このような場合はお湯を使って洗濯するなどで対応するとよいでしょう。

■液体タイプ

最後に液体タイプです。こちらも小分けされたものがおすすめです。液体物の機内持ち込みには制限があるため、手荷物には入れず、スーツケースなど預かり荷物に入れて持参するよう気をつけましょう。

海外旅行中の洗濯に欠かせない必携品

最後に、自分で洗濯するときの必携品をおさえておきましょう。

■洗濯ハンガー、洗濯バサミ、ロープ

洗濯バサミがいくつかあると、ホテルに備え付けのハンガーと組み合わせて下着などの小物を干せます。またハンガー自体がクローゼットから取り外せない場合もあるので、洗濯ハンガーは必携。さらに、宿泊先に干し場所がなくても困らないように、洗濯ロープがあると重宝します。

■ジッパー付きのポリ袋

万が一移動日までに洗濯物が乾かなかったとき、次の目的地まで生乾きの衣類を入れておけるようにジッパー付きのポリ袋があると安心です。
臭いが発生してしまったときは、早めに洗い直しましょう。湿度と気温によっては移動中にカビが発生してしまうこともあるので、大切な衣類の場合は気をつけてください。

SNSでフォローする