ドイツ最大の国際空港にして世界的なハブ空港であるフランクフルト国際空港、南部ドイツにありビール醸造所もあるミュンヘン国際空港、企業が進出し日本人もよく利用するデュッセルドルフ国際空港。特にフランクフルトが、直行便もあるため日本では有名な存在です。ベルリンなど主要都市の空港情報もチェックしましょう。
ドイツで最大規模を誇る国際空港のフランクフルト空港。ヨーロッパの重要なハブ空港で、日本から多くの直行便が訪れることでも知られています。
フランクフルト空港は2つのターミナルとA~Eのコンコースが設定されており、利用する航空会社によって場所が分けられています。時期や時間帯よって混雑するため、時間には余裕を持って手続きしましょう。
充実した施設やサービスでも有名。無料Wi-Fiサービス・充電エリア・手荷物一時預かり・シャワールーム(タオルやシャワージェル、ヘアドライヤーなども完備)だけでなく、さまざまなゲームが楽しめる「Gaming World」、フライト前に利用したい「Yoga Room」など、おすすめの施設もいっぱいです。
フランクフルト市街地からフランクフルト空港までのアクセス手段は、鉄道またはタクシーです。鉄道の場合、Sバーン(S8・S9)を利用し、中央駅まで3駅・約10分で到着します。
時間帯や重い荷物を快適に運びたいときなどは、タクシーも使い分けると良いでしょう。中央駅付近からの所要時間は約20分、運賃は約40ユーロ。夜間などの割増料金もあります。
空港では、ターミナル1に多くの飲食店が営業中。ドイツ料理のほか、多彩なジャンルのレストランがそろいます。世界各国の料理も味わえるビストロ&ブラッスリー「Hausmann’s」、ワインやシャンパンも楽しめる「DELI BROS. – Fine Foods」のほか、お店によってはソーセージなどのギフトセットコーナーが併設されていることも。
おなじみの有名カフェチェーンでのんびり過ごすのもよいでしょう。
ターミナル1はショップも充実。ドイツブランドのステーショナリーやキッチングッズを扱うセレクトショップ「German Brands」、ドイツ生まれの人気キャラクターのぬいぐるみやかわいい雑貨がそろう「discover germany」、24時間営業の人気土産ショップ「germany & more」などでは、木工品・ビアマグ・ソーセージやハム・ビールやワインも購入できます。
世界的に有名なビールのお祭り・オクトーバーフェストでも有名な、ドイツ南部の大都市ミュンヘン。市の中心部から約30km北東にある空港も、ヨーロッパのハブ空港として多くの人が訪れます。
ミュンヘン空港にはターミナルが2つ。そのあいだには、大型商業施設ミュンヘンエアポートセンター(MAC)などもあります。航空会社グループによってターミナルは分かれ、ルフトハンザなどのスターアライアンス加盟各社はターミナル2に、それ以外はターミナル1にチェックインカウンターがあります。
空港内には無料Wi-Fiスポットのほかにも、レクリエーションエリア・リラクゼーション・キッズサービス・個室仮眠スペースが利用できるほか、銀行・郵便局・ATMなども設置されています。
ミュンヘンは交通網が発達しており、空港へのアクセスも抜群。鉄道のSバーン(S 1・S 8)を利用すると、ミュンヘン中央駅やマリエン広場など市街各地へ行くことができます(ミュンヘン中央駅まで約45分)。
バスを利用する場合、早朝から利用できるエアポートバスがおすすめ。タクシーは、交通事情によりますが市の中心部へ30分~40分で到着します。
ミュンヘン定番のグルメと言えば、ビールとじゃがいもとソーセージ。特に白いソーセージという意味のヴァイツブルストは、ふわっとした食感と爽やかな風味の絶品グルメです。
ミュンヘン空港内にはレストラン・カフェ・ビストロが多数あり、伝統のバイエルン料理やミュンヘン周辺で醸造された地ビールなど、地元ならではの味覚を楽しめます。空港内にある醸造所の地ビールが楽しめるレストランまであります。
空港内にはドイツの名産品やお土産品を扱うショップが多数。バイエルン地方のお土産を扱うショップでは、ドイツ定番のチョコレートなどのお土産品のほか、民族衣装も購入できます。バイエルン・ミュンヘンの公式ファンショップもあるので、サッカーファンの人へのプレゼント選びにも最適。
デュッセルドルフは、ドイツ有数の工業都市。日系企業も多数進出しており、ヨーロッパ最大級の日本人街があることでも有名です。
周辺で最大級の規模を誇るデュッセルドルフ空港。ドイツ国内で屈指の乗降客数を誇る空港でもあります。円弧状のターミナル内には、レストランやバー、ショッピングエリアなどの施設がとても充実。開放的なカフェやブランドショッピングも楽しめるので、出発前の待ち時間も気にせず過ごせます。
空港から市街へのアクセスは、バス・鉄道(Sバーン)・タクシー。タクシーとバスの乗り場はアライバルエリアを出てすぐ、正面にあります。バスはデュッセッルドルフ中央駅方面のほか、各地域への定期バスも運行しています。
デュッセルドルフ空港駅から鉄道を使えば、デュッセルドルフ中央駅までの所要時間は最速で約10分。デュッセルドルフ空港ターミナル駅からSバーンを使った場合は、中央駅まで約30分。各ターミナルから鉄道の空港駅までは、スカイトレインが利用できます。
ベルリンにある国際空港のひとつで、現在工事が進むベルリン・ブランデンブルク国際空港の開港後に閉鎖が予定されています。
空港にはA~Eの旅客ターミナルがあり。外貨両替機やドイツ主要銀行のATMはターミナルの各所に設置。そのほか有料展望デッキやラウンジもあり、ラウンジは航空会社のものや有料で利用できるラウンジもあり。ドリンク類や軽食も提供しているので、搭乗までの時間をリラックスして過ごせます。
ベルリン中心街から約8km離れている空港へは、市バスを利用するのが便利。ベルリン市は各公共交通機関同士のネットワークシステムがあるほか、区分されたゾーンごとに共通の運賃が設定されているので、近隣の駅にアクセスして鉄道に乗り換えることも可能です。
タクシーでの移動の場合、ベルリン市内中心部からは20~30分。料金は約25ユーロで、深夜・日曜日は割増料金になります。
人気の肉厚のカリカリしたソーセージ・カリーヴルストを食べられる「EsS Bahn」、ドイツビールを味わえるバー「Augustiner Bierbar」、しっかり食事をいただけるレストラン「Traiteur」や「Red Baron」のほか、「バーガーキング」「スターバックス」など日本にも展開しているチェーン店も多くあります。
高級ブランド「BOSS」の専門店、ルフトハンザ航空のロゴが入った限定アイテムを購入できる「LH Worldshop」など、空港内には洋服や雑貨などのショッピングを楽しめるお店が多数。セキュリティチェック後に利用できる免税店「Heinemann Duty Free」でドイツで定番のお土産を購入するのもおすすめです。
営業時間には注意が必要で、とくに深夜便利用者は到着前に買い物を済ませておくと良いでしょう。
ドイツにある他の主要空港に比べれば小規模なブレーメン空港。乗降客数は年々増加し、ターミナルの改修も進む国際空港です。
ブレーメン空港にはさまざまなサービスや施設があります。ATMや無料Wi-Fiサービス、飛行機を眺めるテラスのほか、実物の航空機などを展示する航空宇宙の博物館「BREMEN HALL」もあります。
空港ラウンジもあり。営業時間は5時~22時で、利用する便によっては無料で利用ができます。軽食やソフトドリンクなどのサービス・十分なワークスペースなど、集中して仕事をこなしたい方にもぴったり。空港内で迷うなども考慮して、出発時刻の1時間前を目安にチェックインを完了させて、20分前には搭乗ゲートに到着しておくと良いでしょう。
ブレーメン市内から空港までのアクセス手段はトラム(路面電車)が便利。利用すれば、約11分でターミナル正面へアクセスできます。タクシーを利用する場合、ブレーメン中央駅からブレーメン空港までの所要時間は約15分です。
ブレーメン空港には、軽食を中心としたにレストランが営業。軽食とコーヒーを楽しめるレストラン、おいしいドイツビールを味わえるビールバーなどもあるので、時間はある方は食事とともにお酒を楽しむのも良いでしょう。さらに「マクドナルド」も出店しています。
ブレーメン空港内では、さまざまなドイツ土産を購入できるショップが営業中。ワインなどブレーメンの特産品や地元製品のほか、模型飛行機などといったユニークなものも購入できます。香水や化粧品など、幅広い品ぞろえの免税店も利用可能です