格安航空会社のLCCは、航空券代を安く抑えるためにはとても効果的。今回はフランス旅行においてLCCを使うことができるのかを解説いたします。
LCCは、従来の航空会社が行っていたサービスを取り払い、徹底したコスト削減で運賃を低く設定している航空会社のことです。
一般的に座席が狭く、機内食などのサービスや手荷物が別料金であることも多くて、しかも大きな空港を使わない便が多く設定されています。そのために今までの航空会社と比べて不便な部分も多いのですが、旅費を安く済ませたいなら賢く使いたいところですね。
日本からフランスまでLCCで移動するのは、現実的ではありません。日本からフランスまでの直行便だけでなく、アジア他国からフランスへ直行便の運航しているLCCはほとんどありません。
そのため、日本からフランスまでは、通常の航空会社で直行便または乗り継ぎ便を購入されることになります。
それでは逆にフランスについてから、フランスから国内都市やヨーロッパ近隣諸国へ移動する際のLCC事情はどうでしょうか?
フランスに限らずヨーロッパで就航するLCCとしては、「ライアンエア」・「イージージェット」・「トランサビア」などが挙げられます。他にも多くの航空会社が就航しており、ヨーロッパ各地を結んでいるので、日程や行き先を調べて上手に使いましょう。
フランスを代表する国際空港と言えば、パリのシャルル・ド・ゴール空港です。パリの玄関口として世界的に有名ですが、残念ながらLCCはあまり就航していません。代わりに使われるのが、オルリー空港やボーヴェ空港です。どの空港も近くはないため、乗り換えで利用するには非常に不便です。空港間のアクセスはしっかりと確認しましょう。